独自CPU「M1」で処理性能&バッテリー駆動時間が大幅向上 新Mac特集 第2回
新Mac用CPUの名称は「Apple M1」 ワットパフォーマンスで現行CPUの3倍とアピール
2020年11月11日 03時25分更新
アップルは10日(現地時間)、年内リリースを予告していたArmアーキテクチャを用いたアップル独自のCPU(Apple Silicon)搭載のMacを発表した。
注目のCPUは「Apple M1」という名称。最新の5nmプロセスで製造し、160億のトランジスタを搭載するという。内部では4つずつの高性能コアと省電力コアを搭載。高性能コアには12MBのL2共有キャッシュ、省電力コアには4MBのL2共有キャッシュを内蔵。現行MacBook Airに搭載するインテル製CPUに比べて、ワット当たりのパフォーマンスは3倍と最も電力効率に優れたCPUであるとアピールする。
GPUについても同様。世界最速の統合型グラフィックであるとして、MacBook Airでの10Wの消費電力での性能は既存のCPUの2倍。また、16コアのニューラルエンジンも搭載する。M1はさらにThunderbolt/USB 4のコントローラーも内蔵しているという。
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