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LINE WORKSとAPI連携した安否確認ツールも導入

LINE WORKS、東海地方で土木・建築などを展開する中村建設に導入

2020年11月05日 16時30分更新

文● ASCII

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 ワークスモバイルジャパンは11月5日、東海地方を中心に土木・建築・不動産業を展開する中村建設が、全社員176名に「LINE WORKS」を導入したと発表した。なお、本件はLINE WORKSのセールス&サポートパートナーであるソフトバンクが販売したとのこと。

 中村建設はこれまで、社内の情報共有にオンプレミスのグループウェアを活用しており、現場に出ている社員がグループウェアにアクセスするためには、パソコンでVPN接続をする必要があった。そのため、業務に関する情報の把握に遅れが生じるケースがあり、社員全員への迅速な情報共有が困難な状況だったという。また、メールでの情報共有についても、現場に出ている社員は帰社して閲覧しなければならず、場合によっては個人の携帯電話に業務情報を送信するなど、情報セキュリティー上の問題もあったとのこと。

 中村建設はLINE WORKSの導入にともない、LINE WORKSアプリをインストールしたスマホを全社員に支給し、情報共有をLINE WORKSのホームに移行。あわせて、これまで使用していたグループウェア、電話、メールをLINE WORKSのトークに置き換えた。その結果、スマホを活用した迅速な情報共有ができる環境を実現し、社内のコミュニケーション速度が大幅に向上したとのこと。また、外部トーク連携を使うことで、協力会社ともスムーズに連絡ができるようになったという。

 そのほか、「LINE WORKS」とAPI連携した安否確認ツール「安否確認 Bot for LINE WORKS」を」も導入し、災害発生時に、発生地域別に社員の安否確認通知を自動送信する仕組みを構築した。従来に比べて回答率も向上し、防災の日に実施した訓練では84%の回答を得られたとのこと。

 中村建設では今後、LINE WORKSと社内のさまざまなシステムをAPI連携し、さらなる業務効率の改善を図る予定だという。

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