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CGアニメ「映画 えんとつ町のプペル」制作の裏で活用されるRyzen Threadripper 3990X&980 PRO

Gen 4 SSDで体感2倍速!STUDIO4℃に聞いたCG制作で重要なPCスペック

文●ジサトライッペイ 編集●ASCII

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 漫才コンビ「キングコング」の西野亮廣氏が制作した絵本「えんとつ町のプペル」が、自らの製作総指揮により映画化され、12月に公開される。監督は廣田裕介氏、原作・脚本・製作総指揮は西野亮廣氏が務め、アニメーションは「STUDIO4℃」が制作する。STUDIO4℃と言えば、「MEMORIES」や「スプリガン」など、その時代の最新CGを駆使したアニメ映画を手掛けてきた日本を代表するアニメ制作会社だ。

 「映画 えんとつ町のプペル」は全編にCGがふんだんに使われたCGアニメーション映画で、予告編でも見応えたっぷりの迫力あるシーンは否が応でも期待が煽られる。今回はSamsungのクリエイター向けウェブサイト「BOOST Your Creativity」の取材に同行する形で、STUDIO4℃に取材する機会を得た。日本の最先端CGアニメーション制作を支えているPCとは一体どんなスペックなのか? 気になる質問をぶつけてみた。

STUDIO4℃社内の様子。2層に分かれた作業スペースでスタッフさん達がもくもくと作業していた

反対サイドには打ち合わせスペース。ここで進行会議などを行なっているのだろうか。なお、現在はコロナ禍のため、スタッフさんの多くは自宅でリモートワークしているという

作品制作の傍らでマシンの管理まで行なう
自作PC好きスタッフ 天田直也氏にインタビュー

 今回取材に応じていただいたのは、STUDIO4℃制作の天田直也氏。「映画 えんとつ町のプペル」の制作にあたり、TSUKUMOの超高性能ワークステーションをレンタルしたとのことで、実際にそれまで運用していたPCとの快適さの違いに焦点を置き、CGアニメーションにおけるPCスペックの重要さをうかがった。果たして、CG制作の現場ではどんな性能が求められるのだろうか。

STUDIO4℃、制作の天田直也氏。もともと自作PCが大好きで、制作という立場にありながら、新規で制作するコンテンツの立ち上げタイミングなどで、作業マシンの選定や調達、メンテナンス、クリエイターが扱うソフトでの検証など多岐に渡る業務をこなすハイパワーな人物だ

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