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T教授の「戦略的衝動買い」 第603回

カラフルキッズコンピューター「Kano PC」を衝動買い!

2020年10月16日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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Kano PCはパソコンやChromebookと同じようにスクショを撮る専用キーが小さすぎて使いずらかったので、友人と作った巨大なスクリーンショットビッグボタンという名前の楽しいUSB外付けデバイスを使ってみた

周辺機器でKano PCを拡張する楽しさも

 Kano PCには、周辺機器もいくつか用意されているらしい。最初に登場したのは同じオレンジカラーを使ったトランスルーセントなマウスのようだ。可愛いキッズコンピューターには周辺機器のスタイルや操作性もけっこう重要だ。今回は筆者も友人と遊びで作った「SSBB」(仮称:Screen Shot Big Button)をKano PCに接続してみたところ上手くスクリーンショットが撮れて自動的にDropboxやOneDriveにアップロードすることもできた。

キーボードレスのタブレット仕様の時には特に効果的だった

キーボードレスのタブレット仕様の時には特に効果的だった 25 専用の柔いアタッシェケースに入れて、床置きのフットペダル型としても使える

実際に使ってみたが、足でアタッシェケースを踏む度にスクショが撮れた

 Kano PCを物理キーボードレスのタブレットスタイルで使う場合は、特に便利だった。もしKano PCをキーボード付きのラップトップPCスタイルとして使用中に、両手がキーイン操作で塞がっていても、専用アタッシェケースに入れて床置きし、足で踏むことでも好きなタイミングにスクショを撮ることも可能だった。

スクショされた画面データは自動的にDropboxやOneDriveにアップロードされる

 Kano PCは基本的には"子供用の最初のパソコン"という位置づけだが、筆者のようなゲームをせず、パソコンでやることはウェブとメール、SNSとパワポ作りくらいならまったく問題なく「大人のちょっと変わったユニークなラップトップPC」として大活躍してくれそうだ。

Kano PCは本来キッズ用だが、デカめ、重め、派手めなWindowsタブレットPCは大人のドヤリングPCとしても合格だ

 先日も、近所のビジネスホテルのカフェにKano PCを持ち出し、原稿を書いてFree Wi-FiでDropboxにアップロードしてみたが、カラフルなカラーリングと、アクリル製のクリアなバックカバーを通して不必要なほど点滅する赤や青のLEDライトは、カフェでのドヤり系モバイルPCとしても十分通用しそうだ。ひさしぶりに持ち歩いた1.7kgオーバーのラップトップPCはコロナ禍で運動不足解消の筋トレにもなりそうだ。

 
T教授

今回の衝動買い

アイテム:Kano PC
・購入:ヨドバシ.com
・価格:4万8640円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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