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一足先に5G対応の新モデル! グーグル「Pixel 5」「Pixel 4 5G」発表 第14回

グーグルの新スマートスピーカーとChromecastにクオリティアップへの本気度100%を感じた!【山本 敦】

2020年10月05日 12時05分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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デザインを一新したGoogleアシスタント搭載のスマートスピーカー「Google Nest Audio」。画像提供:Google

本気度100%の音質強化の成果が楽しみな「Google Nest Audio」

 もう一つの新製品「Google Nest Audio」は、日本では2017年に発売された初代Googleアシスタントを搭載するスマートスピーカー「Google Home」の後継機だ。

 オンライン発表会ではGoogle Homeとの比較で「50%の低音強化・75%の音量アップ」を特徴として伝えていた。Google Homeは“音のヌケ感”がいまひとつなスピーカーだと筆者は感じていた。発表会では音づくりの面で重視したポイントとして「Clear Sound」についても言及されていたので、どんなサウンドに生まれ変わっているのか楽しみだ。

音づくりの面では3つのポイントに注力して強化を図ったという。どんなサウンドを聴かせてくれるのか楽しみだ

 Google Nest Audioの新しい機能として、ユーザーが聴いているコンテンツに応じたイコライザー調整を自動でする「Media EQ」や、スピーカーを置いた部屋の音響環境に様々な音を自動調整する「Ambient IQ」も載るそうだ。例えば食洗機がゴンゴンと音を立てて働いている時にも、Googleアシスタントのボリュームを聞こえやすく調整してから天気予報などを話しかけてくれるので、音の明瞭度がアップしているという。

 スピーカー然としていない、コクーン(繭:まゆ)のように温かみのあるデザインも好感が持てる。打楽器のように見えなくもないので、音楽を再生しながら叩くといい感じにビートボックスとして演奏もできる機能が載っていてもグーグルらしくて良いと思う。Google Nest Audioはその繭を割って、予想もできないスマートスピーカーの進化を私たちに見せてくれるのだろうか。

 

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