Apple Watch 6に新デザインのiPad Air! 秋のアップル発表会第1弾 第20回
【1週間レビュー】進化の手応えApple Watch Series 6、充電が便利に!
2020年09月30日 12時00分更新
Apple Fitness+があればダンスやヨガも始められそう
ライターの仕事は座りっぱなしで原稿を書いている時間が長いため、筆者は運動不足にならないように最初のApple Watchをフィットネス機能に期待をかけて買った。毎日Apple Watchを身に着けて過ごしながら、「フィットネス(旧アクティビティ)」アプリの“3つのリング”を閉じられない日も多くあるが、立ち上がったり、歩いたりを意識させてくれるApple Watchを有り難く使っている。
外に出かける時にはなるべくウォーキングの時間を増やしたり、ジムで軽く汗を流す前に「ワークアウト」アプリを立ち上げる。watchOS 7から「睡眠」アプリが加わり、さらにSereis 6から「血中酸素ウェルネス」が計測できるようにもなったので、「ヘルスケア」アプリを立ち上げて自分の体のステータスに気を配ることも楽しくなっている。
それでもやはり初代のApple Watchに出会ってから5年が経ち、最近は新しい楽しみ方を開拓できていないことを反省もしている。特にせっかくwatchOS 7にダンスやコアトレーニングなど新しい種類のワークアウトが追加されているのに、これを始めるきっかけが掴めずにいることを残念に感じていた時に、アップルがオリジナルの動画付きフィットネスコーチ「Apple Fitness+」を9月のイベントで発表した。
残念なことに“年内”が予告されているサービスインの時点では日本が提供地域に含まれず、アメリカやイギリス、オーストラリアなど英語圏の6カ国が先行するようだ。月額9.99ドル(約1000円)という価格設定も魅力に感じる。ダンスやヨガのスタジオに通う勇気と手間を考えれば、自宅にいながら自分のペースでトレーニングできるので、無理なく続けられそうだ。
Apple Fitness+のトレーニングはワークアウトの種類や人気のトレーナーなどの条件以外に、トレーニングの所要時間からも自分に合うメニューが探せるようだ。日本に上陸する際にはオフィスや公園など、外着のままサクッと3分ぐらいで実践できる短時間のトレーニングが揃うと多くの人が実践できそうだ。筆者のようにコロナ禍の中、自宅で過ごす時間が長くなって運動不足に悩んでいる人も多いと思う。ワークアウトの種類ごとに初級・中級・上級のレベルを設けて、特に初心者でもダンスやヨガ、チルアウト(瞑想トレーニングのようなもの?)に関心を持って入門できるコースを忘れずに揃えてほしいと思う。
筆者のようにApple Watchのフィットネス機能には長く慣れ親しんできたというユーザーも、Apple Fitness+が登場することによって愛用するウォッチとの関係を一段と深めることができるのではないかと、すごく期待を寄せている。
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