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PCを閉じたままスケジュールやメールの確認ができる

レノボ、天板にE Inkディスプレーを搭載した2画面ノートPC「ThinkBook Plus」

2020年09月15日 19時00分更新

文● ASCII

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「ThinkBook Plus」

 レノボ・ジャパンは9月15日、2つのディスプレーを搭載したモバイルノートPC「ThinkBook Plus」を発表した。価格は18万9200円から。

13.3型IPS液晶と10.8型E Inkのデュアルディスプレーを搭載

13.3型ノートPC

 本製品は、天板に10.8型E Inkディスプレーを搭載した13.3型ノートPC。ノートPCを閉じたままE Inkディスプレーにカレンダーやスケジュール、メール、日付、バッテリー状況、天候などをなどを表示し、ノートPCを開かなくても確認できる。また付属のLenovo Precision Penを使用してメモやスケッチ、PDFへの注釈の記入ができる。メイン作業はPC、スケジュールの確認やメモ書きはスマホといった複数デバイスの使い分けが不要になり、マルチタスクを効率化できるとしている。

 Lenovo Precision Penは、4096段階の筆圧に対応。単6電池で約400日駆動し、マグネットによりディスプレーの両側面にアタッチが可能。OneNoteと連携することで、記入したメモを自動で保存できる。なお、Lenovo Precision Penは、10.8型 E Inkディスプレーのみ使用可能で、13.3型のメインディスプレーでは使用できない。

E Inkディスプレーはローカルフォルダのイメージを壁紙として表示できる

電子ブックリーダーとしても利用できる

 E Inkディスプレーはローカルフォルダのイメージを壁紙として利用でき、企業ロゴや好きな画像などを自由に表示できる。電子ブックリーダーとしても使用でき、表示情報は天板を開くと自動的にオフになるためプライバシーやセキュリティー面でも安心としている。E Inkディスプレーを保護する専用のスリーブケースも標準で同梱する。

 電源ボタンに指紋認証機能を統合し、安全かつスピーディーにサインインが可能とする。Skype通話の受信、終了等の操作ができるキーをファンクションキー列に配置する。

 スペックはカスタマイズ可能で、CPUは第10世代インテルCore i7/Core i5 プロセッサー、メモリーは16GB/8GB、ストレージは512GB SSD/256GB SSDを選択できる。

 インターフェースはUSB Type-C 3.1 Gen2、USB 3.1 Gen1×2、HDMI、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックを搭載する。バッテリー駆動時間は最大およそ12.5時間。サイズはおよそ幅308×奥行き217×厚み17.4mm、質量はおよそ1.4kg。

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