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鳥居一豊の「コンパクトスピーカーが好き!!」 第5回

小型スピーカーらしからぬ、おおらかさ

ELACのCARINA BS243.4で「Song for LISTNERS」を聴く

2020年09月03日 13時00分更新

文● 鳥居一豊 編集●ASCII

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ロックがいっぱいに詰まった「LISTENERS」のED曲を集めたCD

 試聴に使った曲は、「Song for LISTNERS_side Goodbye」「Song for LISTNERS_side Hello」の2枚。LISTNERSは、2020年4月~6月に放送されたTVアニメで、作曲家や音楽プロデューサーとして活躍している、じんが、ストーリー原案や脚本、音楽を担当した作品。ロボットアニメなのだが、主人公たちが乗るロボットには、音楽モチーフがふんだんに盛り込まれている。ギターアンプが変形するのをはじめ、ロボットを操るプレイヤーはPHONEジャックのような端子を身体に持ち、ロボットにプラグインする。登場人物もロックの歴史的なアーティストをモチーフとしている。ロック好きなら夢中になってしまう作品だ。

[試聴曲1] Song for LISTNERS_side Goodbye(CD)

[試聴曲2] Song for LISTNERS_side Hello(CD)

 筆者も第1話からすっかり虜になって楽しんでいたが、ロックを主体とした音楽の出来もよく、しかもED曲は毎回変わっていた。それが2枚のCDとして発売された。軽快なロック・サウンド、ブルース、カントリーと曲のジャンルも幅広く、聞いていて楽しい。歌うのは、作品でもヒロインを演じる高橋李依だ。声優ユニットに所属し、主題歌やキャラソンなども数多くこなしているが、このアルバムではそんなイメージを吹き飛ばすような力強い歌声を披露している。楽曲の良さもあって、なかなか聴き応えのあるものになっている。

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