800ANSIルーメンと明るく自宅の動画視聴環境を向上させたい人にオススメ
Android TV搭載ポータブルプロジェクター「XGIMI Halo」レビュー! 単体で動画視聴が楽しめる
2020年08月18日 12時00分更新
Googleアシスタントで音声操作も可能
本体上部には音量調整用のボタンと再生・停止ボタンが用意されている。それ以外の操作は付属のリモコンでする。リモコンにはマイクを搭載しており、Googleアシスタントを呼び出すボタンがあり、ボタンを押して「YouTubeで●●の動画を流して」といった音声での操作も可能。こういったリモコンでソフトウェアキーボードからテキストを入力するのは億劫だが、フォームへのテキスト入力なども音声ででき、見たい番組や動画などを素早く探せるので便利だ。
利用時のセッティングは「オートフォーカス」と「垂直方向の自動台形補正」が搭載されているため、ある程度自動でオーケー。本体を少し動かすと、自動で調整モードにはいり、フォーカスと上下の台形補正が行われる。ただし水平方向の自動調整はないので、左右の向きは手動で合わせる必要があるので、まず投射する壁やスクリーンに対して左右の向きを調整、そのあとはXGIMI Haloの自動調整にまかせて、もしそれでも歪んでいる場合は、手動で台形補正ができる。手動での調整は垂直・水平ともに±40度となっている。
Android TVにはYouTubeをはじめAmazon Prime Video、Hulu、dTV、TVer、Abema TV、DAZNといったメジャーな動画配信サービスのアプリがインストール可能。すでにスマートフォンやパソコンでこれらのサービスを利用しているユーザーなら、そのまま同じアカウントで視聴できる。また筆者が試したところ、「torne mobile」をインストールして、「nasne」で録画してある動画やテレビ放送も視聴できた。
自宅の動画視聴環境を向上させたい人にオススメ
ポータブルプロジェクターとしては、直販価格9万6800円と高価な部類に入るモデルだが、そのぶんプロジェクターとしての性能は十分高い。またバッテリー搭載のため、満充電なら4時間の動画再生(省エネモード時)も可能なので、映画1本くらいならワイヤレスでの利用でも余裕。XGIMI Haloは自宅に居る時間が増え、自宅で動画を観る機会が増えているユーザーにオススメしたい製品だ。