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アスキー編集部、在宅ワークはじめました 第32回

ドコモショップありがとう

テレワークでiPhone故障はガチで致命的 ー 補償のススメ

2020年07月22日 20時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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iPhone壊れた

iPhone壊れた

 ふだん、iPhone XS Maxというスマートフォンを使っている。

 テレワーク体制になってから、スマートフォンの活躍する機会は増えるばかり。まず電話がかかってくる/かける機会が格段に増えたし、SMSやLINEで「メール見てください」などのちょっとしたやり取りをする機会も多い(来る方が多い)。さらには、PCでメモをとりながら、iPhoneのビデオ会議サービスを利用するといった使い方も、よくしている。

 テレワークには必須のアイテムと言ってもよく、フルHD解像度で、6.7インチの大画面のiPhone XS Maxは本当に便利だった。が、今日の昼間、故障してしまった。

 突然画面がグリーンにチカチカと点滅したり、ピンクの線が走ったり、消えたり。その後点滅を繰り返し、ついには真っ暗になった。

 数日前、後ろポケットに入れたまま椅子に座ったときに背面が割れてしまったのだが、使えるのでそのまま使っていた。もしかすると、その際に内部にもダメージがあったのかもしれない。後から問題が表面化するスタイル。

 ロック画面から左下あたりを押し込むと、ライトは点灯する。操作は受け付けているようだ。しかし、表示内容が見えないため使い物にはならない。

 時折、気まぐれを起こして「チラッ!」っと点灯するが、一瞬でむなしく消えてしまう。一縷の望みをかけ、スリープボタンを何度も押してみるが「ぺウッ!! ぺウッ!!」っという、けたたましい音を立てて緊急モードに移行してしまった。でも画面は真っ暗。たまにグリーンのフラッシュとピンクの線。あーあ、これ完全にイっちゃってるわ。

iPhone Xは落下させ、こんな感じに壊れた

 嫌な記憶がよみがえる。iPhone Xを落下で故障させた時の反応に、極めて似ているのだ。その際はディスプレーの破損ということだったので、今回もおそらくディスプレーユニットに問題が発生しているものと思われる。

入っててよかった補償サービス

 iPhone Xが故障した際は、Apple Care+に入っていなかったため、最悪6万2400円かかると言われた。その際は結局、無償補償を適用してもらえたのだが、その際の反省を活かして、iPhone XS Maxの購入時、私はドコモが提供している「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」というものに加入していた。

 ケータイ補償サービス for iPhone & iPadは加入し、月額利用料を支払っておことで、水濡れ、全損、紛失、盗難、破損、故障、購入から1年を超えた自然故障について、1年に2回まで、リフレッシュ品(ユーザーからの回収品の修理、外装交換を実施し、新品同様の状態に仕上げた端末)と交換してくれるというもの。私の使っているiPhone XS Maxの場合、リフレッシュ品との交換費用は1万2100円だ。なお、この条件は2019年5月31日までの加入者を対象としており、現在はサービス内容に変更がある。

SMSが見れないとログインできない。Oh my goodness状態

 さっそくウェブから手続きをしようとした。しかし問題が発生。PCのウェブサイトから、手続きに使うMy docomoへログインするには、SMSで受信したコードを入力する必要があるのだ。SMSは確認できないため、自宅での手続きは不可能。仕方がないのでドコモショップを頼ることにした。

助けてください!

 ドコモショップに着いてすぐ、要件をきかれたので「iPhoneが壊れたのでケータイ補償サービスを利用したい」と伝えた。するとお姉さんは「ケータイ補償サービスのご利用は、電話やスマートフォン、PCから、ご自宅でお手続きいただけます」と案内してくれた。しかし、私はそのすべてが利用できない。

 なので「電話もかけられないし、My docomoのログインにもiPhoneが必要なのでPCからの手続きもできない。ここで手続きはできるのか」と聞いた。ドコモショップのお姉さんは少し困った様子だったが、電話機を貸してくれた。さらに、契約者情報を調べてくれ、補償内容が適用されるかどうかもチェックしてくれた。大丈夫だった。急いで手続きをすれば、明日には新しい端末が自宅に届くらしい。マジありがとう。そう思った。

ドコモ公式サイトより

 専用のサービスセンターと、ドコモショップの電話で会話し、10分程度で手続きは完了。明日の午前中には自宅にリフレッシュ品が届く予定だ。

 今日は電話、SMS、LINEが使えないし、PCのサブディスプレー的な役割を担っていたiPhone XS Maxがなく非常に不便だが、1日くらいは、しのげそうだ。

 iPhone Xの故障時にも思ったが、現代において、スマートフォンが使えないというのは、あまりにも不便で不安になってくる。テレワーク体制ならなおさらで、効率は悪くなり、ひょっとすると致命的なトラブルにもつながりかねない。

ドコモショップありがとう

 今回は念のために入っていたケータイ補償サービスと、ドコモショップのお姉さんに助けられた。なぜApple Care+でなくケータイ補償サービス for iPhone & iPadに加入したのかは忘れたが、とにかく補償ってすごいシステムだ。ドコモの対応も最高で、ケータイ補償サービス for iPhone & iPadに加入していてよかったと思った。

 なぜわざわざこんな記事を書いたのかというと、スマートフォンが生命線になり得るテレワーク時代、必ず何かしらの補償に入っておくことを皆さんにオススメしたいと思ったからだ。今回も、もしまったく補償に入っていなかったら新規端末購入代金の大出費だった。

 また私はこれまで、新しいiPhoneを購入すると、それまで使っていた古いiPhoneは売却していた。しかし今回のことで、今後は念のために予備のiPhoneを1台は持っておこうと決意したのだ。

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