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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第106回

【解説・アップルiOS 14】AndroidにキャッチアップするiPhone

2020年07月22日 09時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

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●「スマートスタック」というアイデア

 Apple Watchのウォッチフェイスには、Siriが用意されています。Siriがユーザーにとって「次に必要そうな情報」をカードにして文字盤に並べてくれる仕組みになっています。

 これに似たようなウィジェットを、iPhoneのホーム画面にも配置することができます。

 それが、スマートスタックです。

 名前の通り、複数のウィジェットが1つの領域に重ねられている(スタックされている)状態で、ウィジェット内を上下にスワイプすることで、スタックされたウィジェットの表示を切り替えることができます。

 アプリの使用頻度をもとに、ユーザーの状況や最新情報のアップデートに応じて、自動的にスタック内のウィジェットを切り替えて表示してくれるようになります。

 また、これまでも通知センター内のウィジェットや、Spotlight検索に用意されていたアプリの候補表示「Siriからの提案」ウィジェットも用意されるようで、これをホーム画面に配置すれば、普通にアプリが並んでいるように見えて、じつは動的にアプリの並びが変わる、という領域を設定することもできそうです。

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