都市OSの開発と先端技術を活用したサービス展開を目指す
「スマート東京」に向けたプロジェクトに「Smart City Takeshiba」が採択
2020年07月17日 19時00分更新
ソフトバンクは7月17日、竹芝エリアマネジメント、東急不動産、鹿島建設、CiP協議会と共同で推進するプロジェクト「Smart City Takeshiba」が、「スマート東京」の実現に向けて東京都が公募したプロジェクトに採択されたと発表した。
竹芝地区では、東急不動産と鹿島建設が共同開発する「東京ポートシティ竹芝」(2020年9月14日開業予定)において、CiP協議会を中心に、複数の事業者が連携してデジタル×コンテンツ産業の集積による国際ビジネス拠点の形成を目指している。
また、竹芝エリアマネジメントが活動するエリアにおいて、東急不動産とソフトバンクは2019年7月から、最先端のテクノロジーを街全体で活用するスマートシティーのモデルケースの構築に取り組んでいる。
これらの取り組みの延長として、5者はSmart City Takeshibaを推進することになった。
プロジェクトでは今後、竹芝地区において収集した人流、交通状況、水位などの多様なデータを、さまざまな事業者がリアルタイムで活用できるデータ流通プラットフォーム(都市OS)を開発するとともに、先端技術を活用したサービスを展開するという。
それにより、回遊性の向上や混雑の緩和、防災の強化など竹芝および周辺地区の課題を解決し、地区の経済的発展と付加価値の創出を実現するモデルケースの構築を目指すとしている。