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業界人の《ことば》から 第399回

新型コロナウイルスに関する危機管理広報初動マニュアル

新型コロナ禍の情報提供はどうあるべきか? 信頼できる情報と広報マニュアル

2020年07月17日 09時00分更新

文● 大河原克行 編集●ASCII

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今回のひとこと

「いま、100年に一度という事態が起きている。その危機に、PRという観点からどう対応すればいいのか。企業や自治体の参考になるように、『新型コロナウイルスに関する危機管理広報初動マニュアル』を無償配布している」

(井之上パブリックリレーションズの鈴木孝徳社長)

新型コロナウイルスに関する危機管理広報初動マニュアル

 東京都で、新型コロナウイルスの感染が再び拡大している。

 7月に入ってからは、感染者数が増加傾向にあり、7月16日には、一日としては過去最高となる280人以上の感染者数を記録。夜の街関連だけでなく、家庭内や友人、そして職場の同僚からの感染といった例も報告されている。

 また、感染経路に心当たりがないまま、新型コロナウイルスに感染するケースも少なくない。WHO(世界保健機関)は、レストランなどにおける空気感染の可能性も排除できないとの見解を明らかにしており、経済活動が再開されるなか、感染しないように生活を送っていたのにも関わらず、感染してしまうといったことも起こっている。

 withコロナの生活が広がるなかで、「もし、社員が感染した場合、どんな対応を図ればいいのか」といったことに苦慮している企業も少なくないだろう。

 とくに、広報担当者の場合、対外的な告知をどうすべきか、といったことも検討しなくてはならない。

 そうしたなか、総合PRコンサルティングを行う井之上パブリックリレーションズ(井之上PR)が、全国の企業・自治体などの広報担当者のための 「新型コロナウイルスに関する危機管理広報初動マニュアル」を無償提供している。同社ホームページが、ダウンロードが可能だ。

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