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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第211回

税抜3万円台のファーウェイ「HUAWEI P40 lite 5G」はフツーのAndroidに飽きた人に

2020年07月11日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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メインが約6400万画素のクアッドカメラ搭載で画質も良好!

 背面に搭載されたカメラは、メイン(約6400万画素/F1.8)+超広角(約800万画素/F2.4)+マクロ(約200万画素/F2.4)+深度測位用(約200万画素/F2.4)という4眼構成です。メインカメラに1/1.7インチの大型CMOSセンサーを採用していることも注目すべきポイントです。

右から超広角カメラ、メインカメラ、深度測位用カメラ、マクロカメラの順に並ぶ

インカメラは約1600万画素でF値2.0

 AIによる被写体・シーン認識に対応しており、シャッターを押すだけで鮮明な画質で撮れます。メインカメラで撮影する場合は、実際に見えるよりも若干明るく、透明感のある色合いで撮れる印象を受けました。望遠カメラは搭載していませんが、5倍ズームくらいまでなら、画質の劣化はさほど気にならないでしょう。

超広角カメラ(0.5×)で撮った作例

メインカメラ(1×)で撮った作例

デジタル2倍ズーム(2×)で撮った作例。噴水の水しぶきもキレイに写すことができた

カフェのテラス席でスイーツを撮った作例

マクロカメラは被写体から約4cmの距離に近づいて撮影可能

「夜景」モードで撮影した作例

超広角で夜景を撮ると若干暗く写るが、こちらのほうがリアルな夜景っぽい色合いとも言えよう

 ファーウェイの上位モデルから受け継がれた多彩な撮影モードも楽しめます。たとえば「デュアル表示」を選択すると、2つのカメラを同時に起動して動画を撮影できます。アウトカメラとインカメラを同時に起動して、何かをレポートしたり、超広角カメラで全体を捉えつつ、メインカメラでズームアップをしたりと、シチュエーションや用途に合わせて臨機応変に活用できそうです。カメラで捉えた物の買えるECサイトを調べたり、食べ物を捉えて栄養成分を調べるといったこともできます。

カメラアプリの「その他」から選択できる撮影モード

4Kビデオも撮影可能

画面を2分割し、2つのカメラで写した動画を記録できる「デュアル表示」。横向きでも撮影可能

カメラアプリを起動し、左上のアイコンをタップすると、カメラを用いた多彩なリーダー機能を利用できる。これは「ショッピング」を選択した場合

これは「カロリー」を選択した場合

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