ロジテックINAソリューションズは7月2日、据置利用に特化した10.1型電池レスタッチPC(Windows搭載モデル)として「LT-HA10シリーズ」を発表。7月上旬より発売する。カメラを搭載しない「LT-HA10/W1」は14万800円、カメラ付きモデルの「LT-HA10/CAMW1」が15万1800円。
LT-HA10シリーズは10.1型のタッチパネルを搭載した据置特化のタブレットで、0度から40度の幅広い動作温度は維持しながら、USBポート数、メモリー、ストレージを増強し、従来モデルよりも狭額縁と軽量化を実現したという。
また、長期供給モデルとして発売から3年間の供給を予定。同一モデルを継続購入したい製造業からHACCP対応でデータの管理・蓄積が必要になる食品製造業、会議室予約システムや勤怠管理端末などのオフィス設備まで幅広く活用できるとしている。
専用システム向けのエンベデッドOSであるWindows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64bitを搭載。ディスプレー解像度は1280×800ドットで、広視野角IPSパネル採用。バッテリーは非搭載で、バッテリーの経年劣化の心配がなく長時間の連続仕様が可能とする。
フロントIP65、リアIP41準拠の防塵・防滴性能を備え、食品工場などの水濡れが懸念される現場でも活用できるという。外部映像出力用HDMI端子を搭載し、メインディスプレーと合わせて2画面での表示が可能。VESA75規格をサポートし、壁掛け利用に対応する。
本製品は、用途にあわせて長野県伊那市の自社工場でのキッティングが可能。また標準の1年保証に加え、最長5年まで保守対応可能なセンドバック延長保守、デリバリー保守メニューが用意されており、長期運用に対応する。