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AMD、2014年に掲げた「エネルギー効率25倍」目標の「25x20」を達成

2020年06月26日 14時30分更新

文● ASCII

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 AMDは6月26日、「AMD Ryzen 7 4800H」により、エネルギー効率イニシアチブ「25x20」の目標を達成したと発表した。

 25x20は、同社が2014年に掲げたイニシアチブで、2020年までにエネルギー効率を少なくとも25倍向上するという目標を設定。AMD Ryzen 7 4800Hでは2014年時点のベースラインと比較し、31.7倍のエネルギー効率を達成。

 同社では25x20達成のため高度な集積度と効率性を実現したSoCアーキテクチャーの開発に注力、リアルタイムの消費電力管理機能の改善や、シリコンレベルでの消費電力の最適化に努めてきたという。2014年から2020年まで、タスクあたりの平均演算時間は80%短縮、同時にエネルギー使用量を84%削減した。5万台のAMD搭載ノートPCを2014モデルから2020モデルにアップグレードした場合、3年間でおよそ140万kWhの電力を削減。97万1000kgのCO2を削減、樹木1万6000本の10年分の成長に相当するとしている。

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