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Photoshop新バージョンは写真上のフォントを検索できる「マッチフォント」機能も

Adobe CCアップデートを発表! Photoshop新バージョンは髪の境界線の認識強化など

2020年06月16日 22時01分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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「InDesign」は「レビュー用に共有」機能を強化

 InDesignでは、「レビュー用に共有」という機能が加わりました。ファイルに対して、複数人で確認がしやすくなります。ファイル公開範囲は、招待者のみ、あるいはリンクを知るすべてのユーザーが確認できるように選択可能。パスワードも設定できます。

 招待を受けたユーザーは、メールに記載された「レビューする」をクリックすることで、ファイルのビジュアルを確認できるようになり、ファイル上にコメントなどを追記できるとのこと。追記された指示は「コメント」パネルにある「レビュー」で確認可能です。なお、クラウド上のファイルはブラウザを通じて確認できるため、スマホやタブレットからも閲覧が可能となります。

「Dimension」は3Dテキストのエッジ調整やテクスチャの編集が容易に

 3Dオブジェクトを作成できるDimensionでは、最新アップデートで3Dテキストを扱えるようになっています。入力したフォントでテキストのオブジェクトを呼び出せるほか、フォントメニューの使い勝手も改善されたとのこと。例えば、ベベルをカスタマイズすることでエッジの形状を容易に編集可能。

 さらに、一部側面のテクスチャをドラッグアンドドロップで割り当てるような操作も可能です。Adobe Senseiにより、背景写真に合わせて、影などを自動で適用する機能も追加されています。

「Adobe Color」にはユニバーサルデザインを意識した新機能

 Webベースのアプリケーションである「Adobe Color」では、最新アップデートでアクセシビリティツールが導入されました。例えば、カラーのパターンを選択したときに、色の見え方が異なる人に対して、確認しづらい競合色を選んでいると警告が表示されます。選択したカラーのパターンを保存して、各種デザインツールに色情報として渡すことが可能です。

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