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4K液晶レグザ「M540X」にも最大サイズの75型を追加

4K有機ELレグザが刷新、「X9400」はタイムシフトマシン搭載、「X8400」はお手ごろサイズで

2020年05月28日 11時00分更新

文● ASCII

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タイムシフトマシン搭載の上位機「X9400」シリーズ

 X9400はタイムシフトマシン機能を搭載。従来の65V型/55V型に加え、2サイズを追加する。同社最大サイズで初の77V型、至近距離の視聴で濃密な高画質が得られる48V型だ。特に48V型は、都市部でマンション暮らしする家庭のリビングやゲームプレーなどに適したサイズで、有機ELパネルならではの高輝度感と高コントラスト感が得られる。2020年の新トレンドとしても注目だ。

X9400の77型モデル

 映像処理エンジンには「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」を採用。X8400が搭載してする「レグザエンジンCloud PRO」(2チップ構成)に加え、緻密な高精細処理・低ノイズ処理をする新チップを追加し、デュアルの映像処理エンジンにしている。再構成型超解像技術、自己合同性超解像処理など、従来から積み上げた高画質化処理を補う、より高精度な処理が期待できる。

 独自のガンマ特性と輝度特性を持つ、レグザ専用の高コントラスト有機ELパネルを採用。これはX8400シリーズも含めた、4K有機ELレグザ共通の特徴だが、X9400シリーズの65V/55V型には、有機ELパネルの高コントラスト化、高輝度化で発する熱に対策するため、自社開発の高放熱インナープレートを追加している(48V型と77V型はパネルメーカーからモジュールとして提供されたものを使用)。

 画像だけが浮かび上がるような感覚を出すため、ベゼルレスのミニマムで無駄をなくしたデザインにした。下部には、豊かな音響を視覚的に訴求するため、メタルサウンドバーを配置している。音響面では「レグザパワーオーディオX-PRO」と称し、140Wと高出力なパワーアンプで10個のスピーカーを駆動するサウンドシステムを採用する。

 X9400シリーズは、後述するように放送・ネット動画・ゲームコンテンツなど、再生するコンテンツの種類に適した高画質化機能を、フル搭載している。

大きすぎない感動大画面「X8400」シリーズ

 X8400シリーズは、「レグザエンジン Cloud PRO」「レグザパワーオーディオX」などを採用。“大きすぎない感動大画面の提供”がコンセプトで、50インチ前後のサイズに絞り、タイムシフトマシン機能など、一部の機能を省略している。価格は抑えつつ、上位機譲りの高画質が体験できる製品となっている。

 デザインはベゼルレスに加えて、メタルビームと名付けた重量感を感じさせない控えめなスタンドデザインを取り入れている。また、このクラスとしては初めて、声だけでテレビを操作できる、ハンズフリーボイス機能を搭載している。

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