チップセットが大幅進化、その実力は?
色の違いなど細かな点を除けば、iPhone 8と大きく変わっていないように見える新iPhone SEだが、中身は大きく変わっている。iPhone 8のチップセットが2世代前の「A11 Bionic」であったのに対し、iPhone SEのチップセットは先にも触れた通り、最新の「A13 Bionic」を採用しているため、パフォーマンスが大幅に向上しているのだ。
では、同じチップセットを搭載したiPhone 11、そして1つ前の「A12 Bionic」を搭載した「iPhone XS」と比べ性能にどの程度違いがあるのか、試しにベンチマークで確認した。まずは「Geekbench 5」を使いCPUのベンチマークを比べてみたところ、シングルコアではiPhone 11と同等だが、マルチコアではiPhone XSより少し上、という結果だった。
では、ゲームなどで重要になるグラフィック性能はどうだろうか。「3DMark Sling Shot Benchmark」で3機種をベンチマークしてみたところ、こちらもiPhone 11よりは低く、iPhone XSよりは高いという結果になった。アップルは公表していないが、各種報道によるとメモリーの容量はiPhone 11より小さいとされているようなので、チップセット以外のさまざまな違いも性能差には影響しているのかもしれない。
とはいえ、いずれも高い性能を持つだけに、このくらいの性能差であれば実利用で大きな差が付くシーンは決して多くないだろう。実際、チップセットに高い性能を要求するゲームなどを新iPhone SEプレイしてみたが、最高画質でプレイしてもパフォーマンスが落ちることはあまりなく、動作は快適だ。
ただしディスプレーが大きくないので、遠くの敵を撃つFPSやTPSなど、細かな表現の重要性が高いゲームはどうしても目が疲れやすくなる。こうした点はコンパクトモデル共通の課題であるだけに、やはり大画面を求めるならiPhone 11などを選んだ方がよいだろう。
ちなみに性能面でいうと、通信性能も向上している。5Gに非対応というのはiPhone 8と変わっていないが、Wi-FiがWi-Fi 6に対応したことから、Wi-Fi接続時はギガクラスの通信速度を期待できそうだ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第583回
スマホ
日本にも来る!? 「Nothing Phone (4b)」光る背面は健在! カジュアルな透明スマホは入門機に最適 -
第582回
スマホ
カバー画面でSNS、開いて3アプリ同時起動。モトローラの横折りスマホ「razr fold」が使いやすすぎた -
第581回
スマホ
全カメラ5000万画素の衝撃! OPPO Reno16 5Gはハイエンド食いの最強コスパ機だッ! -
第580回
スマホ
スマホにピタッ! 使わない時は隠せるMagSafeキーボード「Clicks Power Keyboard」が長文入力の常識を変える -
第579回
スマホ
タブレットよりコレ! 5.2mmの極薄ボディーに高画質カメラ搭載のファーウェイ製折りたたみ機「Pura X Max」 -
第578回
スマホ
【100倍ズームやばい】ファーウェイ初の2億画素望遠レンズ付き「Pura 90 Pro Max」 -
第577回
スマホ
【驚愕】OPPO「Find X9 Ultra」はバズーカを装備できる!? 4000mm超え望遠がとんでもない -
第576回
スマホ
最大8100mmの手持ち撮影ってマジ!? 超望遠テレコン対応の怪物スマホ「vivo X300 Ultra」がヤバすぎる -
第575回
スマホ
モトローラの新型折りたたみ「razr 70」シリーズ実機レポ! 注目は極薄「plus」とLOFICセンサー搭載の「ultra」 -
第574回
スマホ
通勤でもベッドでも快適! 絶妙なサイズ感と性能を両立した5Gタブ「iPlay 80 mini Ultra」の3つの魅力 -
第573回
スマホ
選ばれし者だけがもらえた幻の「Galaxy Z Flip7 Olympic Edition」の特別すぎる専用機能 - この連載の一覧へ
















