このページの本文へ

3ドライバーのAONIC 5はフィルター交換で音の変化も楽しめる

Shureが新世代有線イヤホン「AONIC 5/4/3」発表、初のハイブリッド型も

2020年04月24日 15時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

AONIC 5(写真はレッドモデル)

 シュア・ジャパンは4月24日、オーディオファン向けの有線イヤホン「AONIC 3」「AONIC 4」「AONIC 5」を発表。4月25日から日本市場と中国市場で先行販売する。

Shureで最も小型のAONIC 3

AONIC 3

 AONIC 3は、バランスド・アーマチュア(BA)型ドライバー1基を備えた、Shure製品で最も小型のイヤホン。過去の名機「E4c」ゆずりの装着感のしやすさに加え、着脱式ケーブルによって、付属のマイク・リモコン付きケーブルのほか、サードパーティ含めたMMCX端子付きケーブルへの交換が可能となっている。

 インピーダンス28Ω。周波数帯域22Hz~18.5kHz。感度108dB/mW、MMCX端子装備というスペックで、予想実売価格は2万円強。

Shure初のハイブリッド型AONIC 4

AONIC 4

 AONIC 4は、Shureとしては初のハイブリッド型ドライバーを搭載。BA型1基・ダイナミック型1基のドライバーを組み合わせている。インピーダンス7Ω。周波数帯域20Hz~19kHz。感度106dB/mW、MMCX端子装備というスペックで、予想実売価格は3万円台半ば。

3色のカラバリが用意され、フィルター交換できるAONIC 5

AONIC 5(クリアモデル)

 AONIC 5は、3基のBA型ドライバーを使用する上位モデル。低域用に2基、高域用に1基を使用した2ウェイ構成で、着脱式ノズルを変更することで、「バランス」「ウォーム」「ブライト」の3種類のトーンバランスに調整できる。従来機で言うと「SE535」のドライバー構成・設計を踏襲しつつ、「SE846」のカスタマイズ機能を追加したものととらえられる。

ブラックモデル

レッドモデル

 インピーダンス36Ω。周波数帯域18Hz~19.5kHz。感度117dB/mW、MMCX端子装備というスペックで、予想実売価格は6万円弱。レッドモデルの販売は少し先になるという。

 Shureのグローバル・プロダクトマネジメント部シニアカテゴリー・ディレクターのマット・エングストローム氏は「Shureのリスニング製品ポートフォリオは長年、音響性能、耐久性、信頼性を主な特長としてきました。新しいAONICイヤホンの開発に当たっては、オーディオファンから通勤・通学者、カジュアルリスナーまで、現代のリスナーのニーズや要望を反映して各フォームファクターを作り込みました。Shureの着脱式デザインとプレミアムサウンドクオリティー、さらには現代的なインダストリアルデザインが相まって、ワイヤードラインとして技術的に最先端のイヤホンに仕上がっています。」と語っている。

画像提供:Shure Japan Limited

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン