ロック金具をバラします
米軍払い下げの多用途ヘリ「UH-60A ブラックホーク」の兵員用シートの分解掃除も、ようやく終わりが見えてきました。最後にバラすのは、脚を床に固定するためのロック金具です。脚をフレームから外して拭こうとした時、ロック金具が砂まみれだったのが気になったんですよね。ここまでバラしたら物のついでなので分解してみます。
ロック金具は割とややこしいパーツ構成になっているので、写真を撮りながら分解していきます。スプリングがどうやって引っかかっているか、ワッシャーがどこに挟まっているかなど、組み立てるときにわからなくなりそうなところを重点的にパチリ。
これに限らず、説明書も何もない物を分解するときは、写真を撮りながらやるのがオススメです。バラしてる時は覚えているつもりでも、あっという間にわからなくなっちゃいますからね。組み立てるときに写真があるとないとでは、作業の楽チンさが雲泥の差です。
また、ワタシの場合、このロック金具のように同じ物が複数ある時は、一気に全部バラすのではなく、面倒でもひとつずつバラして組み直してを繰り返すようにしています。完全な状態の物があれば、写真の何倍もいいお手本になります。
ロック金具は1本のピンで全ての部品が組み合わされ、脚に固定されていました。
ピンが抜けてしまうのを防ぐ割りピンを丁寧に外し、ピンを引き抜けばバラバラにできます。ピンを抜くときは、スプリングが飛んでしまわないように、念のため乾いた布で全体をくるんでから作業をしました。
ここまでバラしたら掃除は簡単。ロック金具の枠やレバー、スプリングに付いている汚れを雑巾と歯ブラシ、綿棒を駆使して拭き取ります。最後に脚を綺麗に拭いたらロック金具を元通り組み直して、脚をフレームに取り付けます。終わったら反対側も同じように掃除します。
フレームの掃除と組み立てはこれにて完了!
各パーツは雑巾と歯ブラシで拭き掃除
次は金具類。前回外してあった金具類を雑巾と歯ブラシで綺麗にします。
見た感じ左右とも同じ共通部品のようですが、念のため別々のビニール袋に入れて保管しておいたので、これも片方を磨き終わるまでもう片方には手をつけないようにしました。
それから、これも前回外してあったシートベルト。ベルト部分は固く絞った雑巾で拭き、バックルなどは歯ブラシも使って磨きます。
ベルト部分は洗剤で洗おうかとも思ったんですが、布がかなり厚手なため洗剤が残りそうだったし、乾くのにも時間がかかりそうだったので、拭くだけにしました。このぐらい綺麗になれば満足です。
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