Slackは3月17日、ブログにおいて「オフィス閉鎖時に使える働き方のヒント」として、Slackで働くスタッフがどのようにSlackを使っているか、Slackで実践している習慣やリモートワークに役立つ情報を公開した。
「Slackの超ヘビーユーザー」をであるSlackのスタッフが実践している使い方を、いくつか抜粋して紹介する。
まず、リモートワークだけでなく不要な会議を見極めるのにいい方法として「会議をチャンネルに移行」することを挙げている。同社では、進捗確認会議の代わりに、プロジェクト用のチャンネルに各自の状況を投稿する期限となる時刻を設定して、スレッドやチャンネルで質問したり、全員が他の人の進捗を共有している。
リモートワーク時には、ダイレクトメッセージも重要な役割を果たすという。チャンネル上で仕事をしている際でも、実際に顔を突き合わせられない場合は、Googleドキュメントのリンクをダイレクトメッセージで互いに送って、フィードバックやアイディアをもらうという。
オフィスのホワイトボードが使えない場合には「消えないマーカーで書く」という。紙面にアイディアを書き出し、スマホでその写真を撮り、そのまま Slackのチャンネルにアップロードして、会話を続ける。視覚的にアイディアを伝えるためにスライドを作る方法もあるが、フォントのサイズやボックスの幅を調整したり矢印をそろえたりする作業で時間がかかりすぎるという。「アイディアを伝えるだけなら、紙とペン(とスマホ) があれば十分です」とのこと。
同ブログではその他にも、ビデオ通話機能「Slack コール」や、取引先との共有チャンネルの開設、「絵文字リアクション」の効果的な使い方などを紹介。リソースライブラリの「リモートワークのためのSlackガイド」では、さらに多くのヒントやアイディアを紹介している。