ネットアップは1月16日、クラウドの利用目的と課題の現状を把握するために実施した、クラウド利用の実態調査に関する調査結果を発表。
クラウドを利用する目的を聞くと、「データのバックアップ」の以外には、「複数の組織に関わる業務プロセスのITプラットフォーム提供」「ソフトウエア開発とテストを行なう」などデジタルトランスフォーメーション(DX)を意識した回答も見られた。
情報収集では、オンラインとオフラインを使い分け、ウェブ経由のみならず、イベント・展示会でも情報収集するという回答が上位を占めた。クラウドの利用課題では、既存システムとの連携、ベンダーロックイン、システムアーキテクチャの見直しと改善など、多岐に渡る課題が山積とわかった。トレンドは、クラウドファーストによる、デジタルファーストへクラウドソフトウェアは直接契約が過半数以上、日本の商習慣にも変化があるという。
調査期間は2019年11月26日から12月2日。調査方法はインターネット。調査対象はネットアップが主催・協賛したイベントや広告などのデータから、特にクラウドに関連するイベントや広告から得たデータから抽出した人および、ネットアップ ユーザー有無を問わず抽出した人。有効回答数は440人。