12月28日、29日、サードウェーブと毎日新聞主催の「第2回全国高校eスポーツ選手権」決勝大会が開催された。2日目は「リーグ・オブ・レジェンド(以下、LoL)」部門の決勝大会(オフライン)で、予選大会を勝ち抜いた4校のチームが出場した。
eスポーツという青春を過ごし、ともに鍛錬を積んできた各チームが奮闘し、新たな1ページが刻まれる瞬間を最後まで見届けることができた。本記事では、熱い戦いが繰り広げられたLoL部門決勝大会の模様をお伝えしたい。
予選を勝ち抜いた強豪4チームが決勝大会に出場
Riot Gamesが手がけたLoLは、5人vs5人のチームで行なわれる対戦型PCゲームで、世界中で大会が開催されるほどの人気を誇っている。141人の「チャンピオン」から1人を選び、「サモナーズリフト」を舞台に互いの「拠点(ネクサス)」を防衛・破壊することが目的。相手の拠点が破壊したチームの勝利となる。チャンピオンの強化やチームワークが求められるゲーム性と、どのようにして拠点を攻略するのかという戦略性がLoLの醍醐味だ。
決勝大会は敗者復活戦がなく、1度でも負けると敗退となるトーナメント形式となっている(シングルエリミネーション形式)。準決勝は「Best of 1(BO1)」で、決勝戦は「Best of 3(BO3)」を採用。準決勝2試合を勝ち抜いた2チームが決勝戦へ進出する。
決勝大会に出場するチームは、「クラーク記念国際高等学校 秋葉原ITキャンパス(東京)」の「Yuki飯食べ隊」チーム、「豊田工業高等高校(愛知)」の「豊工LOL組」チーム、「学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校 ネット学習コース(沖縄)」の「KDG N1」チーム、「横浜市立南高等学校(神奈川)の「The Grateful Feed」チーム。11月23日、24日に開催された予選大会(オンライン)を勝ち抜いた強豪4チームが、決勝大会の舞台上で火花を散らすこととなった。