小橋選手のマシンが炎上!
単走王はチャールズ選手の手に
ドリフト競技はライン取り、ドリフトのアングルスタイル、スピードを競う「単走」と、単走で選ばれた選手が2台1組となって戦うトーナメント戦の「追走」で争われ、その追走を最後まで勝ち残ったドライバーが優勝となります。
大会は土曜日に24名の選手による単走と、単走で予選落ちした人の中から1名を選ぶ「敗者復活の追走トーナメント」を開催。単走優勝は、WTCC世界ツーリングカー選手権にも参戦経験のあるチャールズ・カキン(ニッサン・シルビアS14)。
2位に松井選手、3位にゴーチャ選手が入賞しました。以下、5位に横井選手、7位に川畑選手、8位に藤野選手の順。一方、小橋選手は走行中にエンジンルームが出火して走行中止。
ポン選手はマシントラブルでまともに走ることができない状態で、両名とも敗者復活トーナメントでの優勝を目指します。この敗者復活トーナメントですが、土曜日の日没までに終わることができず、翌日の朝に順延することに……。
決勝はポン選手と小橋選手との対戦となりました。美環さんは「ポン選手頑張ってほしいけれど、小橋選手にもガンバってほしいっすー! どっちも応援するっス!」とのこと。
その闘いの1本目、先行するポン選手がいい走りを見せますが、角度では小橋選手が上回ります。2本めは後追いのポン選手のマシンが本調子ではなかったようで、ヘアピンでドリフトが戻ってしまいます。これで勝負が決まり、小橋選手が追走トーナメントに進出することになりました。
この様子を見ていた美環さんは「小橋選手がピターっとポン選手の後ろにくっついていて、マジ上手っス! よくあんなことできますねー」「他のモータースポーツだと、タイム差とかタイヤ戦略ガーとか色々あって、ゴールするまでよくわからない時がありますけれど、ドリフトは勝った負けたが見たまんまというか、ルールがわからない人が初めてみてもわかるのがイイっすね!」と満面の笑顔で大満足されたようでした。