FIA公認のドリフト大会を
バイク女子・美環ちゃんがレポ!
1980年代、峠や埠頭で誕生したクルマを横滑りさせるテクニック「ドリフト」。今ではF1やWRCなどを統括する国際自動車連盟(FIA)の公認競技に認められ、年に一度、世界中からチャンピオンを集めての世界統一王者決定戦「FIAインターコンチネンタル・ドリフティングカップ」が開催されるまでになりました。
そんなドリフトシーンにおいて、わが国ではいくつかの団体が競技を行なっています。その中の1つ「D1グランプリ」シリーズは、来年20周年を迎えます。そこで今回はD1グランプリに参戦する有力チーム「Team TOYO TIRES DRIFT」を応援!(ASCIIのロゴも貼ってもらいました)
この日本発祥のモータースポーツ「ドリフト」の魅力を広く伝えていきたいと思います!
TOYO TIRESは、2007年、2013年、2015年と、過去3回のD1グランプリシリーズチャンピオン経験者で、初代世界王者の川畑真人選手をはじめ、同じくチャンピオン経験者の藤野秀幸選手、さらにタイのポン選手が所属するD1グランプリでも有力なチーム。特に川畑選手は今年話題をさらったトヨタのGRスープラで参戦しています。そんなTeam TOYO TIRES DRIFTも先日、筑波サーキットで行なわれた「FIAインターコンチネンタル・ドリフティングカップ」に参戦。世界一を目指し闘いに挑みました。
そこにコスプレが趣味のバイク女子で、現在普通自動車のマニュアル運転免許取得に挑戦中の美環さん(自称:永遠の18歳)も同行。「勝手にTeam TOYO TIRES DRIFTと日の丸滑走隊の応援隊長」として熱い声援を送りました!
ドリフトと彼女、何一つとしてつながりがないように思いますが……、実は美環さんは今年6月に開催されたD1グランプリ開幕戦&第2戦で併催された痛車イベントにゲストとしてコスプレ姿で参加。
その時に観たドリフトする車両の姿に魅了され、今では「私もドリフトがしたーい!」と免許取得後に父親のロードスターを勝手に改造しそうな勢いです。そんな美環さんがドリフト世界大会が開催されるという話を聞き逃すわけがなく、「私をドリフトに連れてって」と潤んだ瞳で各方面に懇願。今回の企画をお願いする運びとなりました。