2019年11月30日、都内新宿においてスクウェア・エニックスの「ロマンシング サガ リ・ユニバース」1周年祭が開催された。同タイトルは、2018年12月6日にサービスインしたスマホベースのRPGになり、本稿掲載付近で1周年になる。
ロマンシング・サガ3から、300年後の世界を舞台にしており、サガシリーズのキャラクターが登場するお祭りゲー的な側面もアリ。つい先日、ストーリー1章が終わり、2020年から新章がスタートする模様なのだが、ウンディーネ派とボルカノ派は仲良くして欲しい限りである。難易度の面でも、ロマンシング・サガ的だ。
強くなったと思っても、みじん斬りやファングクラッシュで即死するかと思えば、サクッとクリアできたりと、ロマンシングだ。ともあれ、カジュアルに全滅の文字と遭遇する。それゆえ戦略性もあり、特定のキャラクターがいないとダメなことなく、育成要素も込みで高い人気を得ていると思われる。
個人的には、編成が決まってくると、別作業をしながらAUTO周回できるが人気要素じゃあないのかと思うのだが、ともあれ会場の様子をレポートしていこう。
会場は、新宿のイベント会場で開催された。会場にはサガステージの衣装展示や、歴代サガシリーズのパネル、小林神の原画(編注・イラストレーター・小林智美氏のこと)、フード、グッズ販売があった。歴代サガシリーズのパネル展示では、ゲームハードとパッケージが展示されていたほか、プレイ画面も流れていた。
サガシリーズは、1989年12月15日に発売された魔界塔士Sa・Gaから始まり、2019年12月15日で30周年になる。我々が、かみをチェンソーで真っ二つにしてから30年だ。直近には、いまなおRTAが盛んなロマシング・サガ3のリマスター版がリリースされているし、新作が進行中であるような話も以前の生放送で開示されている。
思い入れのあるタイトルは、もちろん人によって異なり、パネルのあちこちをガン見するファンが目立った。なおRTAが気になる人は、おやつ先生をチェックだ(https://www.youtube.com/results?search_query=おやつカンパニー)。
イベントについては、配信アーカイブがあるのでかいつまんでいくが、イベントに合わせてメンテナンスが実施されたため、サービスインからみて、はじめてプレイヤーたちが再戦ボタンを押しながら見ない放送でもあった。ユーザー代表状態だった声優・杉田智和氏と河津神(サガの生みの親・河津秋敏氏)、イトケン、およびMC岸田メル先生のトークはとても近い位置で大変楽しく感じられるハズだ。
ミニライブと書かれていたのに、90分近い演奏となったイトケンライブが最高でもある。配信でもフルに楽しむことができるため、未視聴であれば、ロマサガRSをプレイしながらチェックしてほしい。また各種イベントについてもアーカイブで確認可能だが、オフィシャルサイトでも確認可能だ。
今後の実装予定としては、なくてもいい意見が強かったギルドが実装されるのだが、これまでとくに他のプレイヤーと関わることなく、のほほんと遊べたタイトルだけに、あまり他者の介入のない仕様になりそうだ。
さて、1周年ということでゲーム内では多くのイベントが開催、及び予告されているほか、新規プレイヤー向けの施策も多く、始めるタイミングとしてほどよい。
段階的な難易度調整も何度が実施されており、サービスインよりも楽(おそらく)にストーリーを進めやすくなっている。もちろん、難易度ベリーハードといった高難易度クエストは別だが。
ちなみに長く遊んでいるプレイヤーに、どこそこがクリアできないと相談しても、高い確率でどうやって打破したか覚えていないので、試行錯誤で打開しよう。全滅は友達だ。
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