旬のぶりを超最高に食べる2皿
さらに、スシローは12月4日から、まぐろに並ぶ人気ネタという、ぶりを使った2つの皿が登場します。「三重尾鷲の大トロぶり」と「三重尾鷲の炙りぶりしゃぶ」です。
100円の皿にあった「三重尾鷲のトロぶり」とは異なりまして、こちらは一皿150円。それでも、150円。そしてこの2皿、それぞれが食べてほしい魅力に、満ちあふれているんです。超最高です。
ぶりにも大トロがあるんですよぉ
さっそく賞味しましょう。ぶりはぶりでも、めちゃくちゃ脂のった「三重尾鷲の大トロぶり」(150円)を食べます。その名の通り、三重県尾鷲のぶりの中で、脂のりのよい部分だけを厳選しているとのこと。
大トロというだけあって、脂がのっているのは当然。そのうえで、ふにゃふにゃっとした歯ごたえではないんですよ。きちんと歯ごたえがあって、脂がさっと舌の上に……。肉厚で、魚の旨味もしっかり感じられるのがうれしいですよね。
ぶりが冬が旬です。“寒ぶり”と言われるぐらいですから。しかし、やはり、食べてみないと理解できないかもしれません。百聞は一見(一食)にしかず。ぜひご賞味ください。「やっぱり違うわ」と思われることでしょう。
ちなみに、「脂がのっています」と言われても、文章では伝わらないかもしれませんね。それでは、わかりやすく、実践してみましょう。醤油を垂らすと、わかるんです。
脂が多いからといって、しつこいところはないのが、やはり旬の魚の魅力。ぶりの脂はスッ……ととろけて、ベタベタっとする感じはなし。粋を知り尽くした大人が、恋人を褒めるときの甘いセリフのようです。……わかりにくいですかね? ともかく、これで150円はお値打ちとさえいえます。月並みな表現で恐縮ですが、マジでぜいたくな気分になれます。
さっと炙ると、ぶりはもっとおいしくなる
続いては「三重尾鷲の炙りぶりしゃぶ」(150円)です。獲れてすぐ活け〆したぶりを、店内で炙ることにより旨味を閉じ込めたとうたいます。ゼリー状のポン酢がのっているのも注目。
ぶりを炙ったといっても、ただ火を通したわけではない。こだわりは「表面だけ炙って、中はレア」なのだそうです。
ここで、商品名を思い出してください。“炙りぶりしゃぶ”なんです。焼きぶり、ではない。さっと炙ることで、まるでぶりしゃぶのように、旨味を残しつつさっぱり食べられるようになるんですね。スシローさんのおかげでまた一つかしこくなっちゃったな。
皮部分のほのかな香ばしさ、そして中からぶりの旨味がジュワ~と飛び出してくる感じがたまりませんな。ポン酢の酸味が味を引き締めており、150円とは思えぬ、しっかりした完成度の一皿です。
100円の寿司を堪能するもよし。旬のぶりを満喫するもよし。「歳末100円まつり 第一弾」のスタート、そして「三重尾鷲の大トロぶり」「三重尾鷲の炙りぶりしゃぶ」の登場、どちらも12月4日から。お見逃しなく!
※記事内の価格表記は「税抜」です。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。
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