光で発電するエコ・ドライブだから「ケーブル充電」不要
11月28日発売 シチズン新スマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」を試した
2019年11月28日 08時00分更新
Riiiverでカスタマイズできる機能は「iiidea(アィイデア)」と呼ばれ、スマートフォンにインストールした専用アプリの「Riiiver」から作成する。iiideaは「トリガー(T)」「サービス(S)」「アクション(A)」の3つから構成されており、たとえば「トリガー」なら「時計のボタンを押す」、「サービス」なら「近くの駅を探す」といった具合の部品となるPieceが用意されている。このPieceを選択していくことで、自分だけのオリジナル機能「iiidea」が作れるのだ。
Eco-Drive Riiiverには、最大3つまでのiiideaを搭載可能。サブダイヤルの左下半分に3つの目盛りがあり、上から1、2、3に割り当てたiiideaが対応している。iiideaを使用したいときは、ケース右下のボタンを繰り返し押して機能針を動かし、使いたいiiideaを割り当てた目盛りを指せばオーケーだ。
またiiideaを使わなくても、歩数計測などはスマートフォンのアプリを使ってデータの確認が可能。ただしGPSや心拍センサーは搭載していないので、単体で本格的なトレーニングデータを収集するのは厳しい。またスマートフォンの通知をアナウンスする機能も装備していない。このあたりはいわゆる一般的なスマートウォッチとは毛色が違うため、購入する際には注意が必要だ。
Eco-Drive Riiiverは、ケースやバンド、文字盤などの色違いで4モデルをラインアップ。価格は4万9500円で、11月28日11:00から「シチズン公式オンラインストア」にて販売開始。
エコ・ドライブ搭載により充電不要なため、時計としての機能は十分。さらに独自機能をカスタマイズして搭載できるのが魅力のEco-Drive Riiiver。普通のスマートウォッチでは、手応えがないと感じているユーザーにオススメのモデルだ。
※この記事に使用した機器
・スマートウォッチ:Eco-Drive Riiiver
・スマートフォン:iPhone XS(iOSのバージョン:12.4.1)
・iOS版 CITIZEN Eco-Drive Riiiver アプリのバージョン:i1.1.036(W510.H501.B147)
・iOS版 Riiiver アプリのバージョン:1.0.5