各種ベンチマークテストを実施して気になるパフォーマンスをチェック
vPro対応Core i5の分離型2in1ノートPCは普段使いやクリエイティブで活躍 (2/2)
2019年11月24日 10時00分更新
標準品質ならFFXIVのようなゲームも遊べる
次に、ゲーム系のベンチマークもいくつか試してみた。まず「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」は次のようになった。
ドラゴンクエストX ベンチマークソフトの結果
| ドラゴンクエストX ベンチマークソフト スコア | |||
|---|---|---|---|
| グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 |
| 低品質 | 1920×1080ドット | 7858 | とても快適 |
| 標準品質 | 1920×1080ドット | 6394 | 快適 |
| 最高品質 | 1920×1080ドット | 5192 | 快適 |
ドラゴンクエストX程度なら、フルHDの最高品質でも快適に遊べる結果になった。
続いて「FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」と「FINAL FANTASY XIV: 漆黒の反逆者（ヴィランズ）」も試してみた。
FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の結果
| FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 スコア | |||
|---|---|---|---|
| 解像度 | 品質 | スコア | 評価 |
| 1920×1080 | 標準品質（ノートPC） | 3937 | 快適 |
| 1920×1080 | 高品質（ノートPC） | 2526 | やや快適 |
| 1920×1080 | 最高品質 | 1790 | 設定変更を推奨 |
FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズの結果
| FINAL FANTASY XIV: 漆黒の反逆者（ヴィランズ） | ||||
|---|---|---|---|---|
| 解像度 | 品質 | スコア | 評価 | |
| 1920×1080 | 標準品質（ノートPC） | 2579 | やや快適 | |
| 1920×1080 | 高品質（ノートPC） | 1773 | 設定変更を推奨 | |
| 1920×1080 | 最高品質 | 1189 | 設定変更が必要 | |
FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズのようなゲームも、標準品質ならある程度快適に楽しめそうだ。
シーケンシャルリードは1529MB／秒と非常に高速
SSDは512GBのM.2 NVMe SSDが搭載されていた
今回試したLatitude 7200 2in1には、ストレージとして512GBのM.2 NVMe SSDが搭載されていた。CrystalDiskInfoで確認すると、転送モードがPCIe 3.0×2（2レーン）となっているのでシーケンシャルリードは1500MB/秒前後は出るはず。SATA接続のSSDに比べるとかなり高速だ。
シーケンシャルリードは1529MB／秒と非常に高速
そこでCrystalDiskMarkで性能をチェックしてみたところ、予想通りシーケンシャルリードは1529MB／秒となった。体感的にも高速で、OSやアプリの起動、データアクセスなどがサクサク快適にできた。
スリープ状態からの復帰も速く、ほとんど待たずに作業に取り掛かれる。その際、Wi-FiやWWANの立ち上がりも高速で、すぐにメールチェックしたりウェブページにアクセスしたりできるのに好感を抱いた。
バッテリーは8時間程度の駆動が可能
最後にバッテリー性能もチェックしておこう。本機には2セル／38WHrという容量のバッテリーが搭載されている。ノートパソコンや2in1タイプのパソコンとしては標準的な容量だ。そこでバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使ってバッテリー駆動時間を計測してみた（なお、付属のキーボードは取り外した状態で、デルのバッテリー管理ツール「Dell Power Manager」で熱設定を「最適化」に、「BBench」は「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている）。
| BBenchによるバッテリー駆動時間結果 | |||
|---|---|---|---|
| 電源プラン | 電源モード | 画面の明るさ | 駆動時間 |
| Dell | より良いバッテリー | 40％ | 7時間52分 |
結果、8時間程度の駆動が可能だった。高性能なプロセッサーや高速なSSDを搭載していることを考えれば、十分なバッテリー駆動時間といえるだろう。
利用シーンに合わせて柔軟な使い方ができるのが魅力的
着脱式のキーボードを備えており、柔軟な使い方ができるのが魅力的だ
キーボードを取り外すと1kgを切るコンパクトな筐体に、高性能CPUや長時間バッテリーを搭載したLatitude 7200 2in1。利用シーンに合わせて柔軟な使い方ができるノートパソコンを探している人には、ぜひ注目してほしい製品だ。
| 試用機の主なスペック | |
|---|---|
| CPU | Core i5-8365U（vPro対応） |
| グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
| メモリー | 8GB |
| ストレージ | 512GB M.2 SSD |
| ディスプレー | 12.3型（1920×1280ドット）、タッチ対応パネル |
| 内蔵ドライブ | - |
| 通信規格 | 無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n/ac） |
| インターフェース | Thunderbolt 3×2、USB 3.1端子×1、ユニバーサル オーディオ ジャック、ボリューム コントロール、nanoSIMカードスロット、Noble Wedgeロックスロット、スマートカードスロット |
| 内蔵カメラ | 207万画素ウェブカメラ×2、Windows Hello対応 |
| サイズ／重量 | およそ幅292×奥行208.8×高さ12.15mm／約935g（＋トラベルキーボード：約351.4g） |
| OS | Windows 10 Pro（64bit） |
