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スマートウォッチの便利な使い方 講座 第21回

フォッシル スピーカー搭載スマートウォッチはiPhoneにかかってきた電話を着信・通話できる

2019年11月22日 08時00分更新

文● 松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

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フォッシル タッチスクリーンスマートウォッチの最新モデル「フォッシル ジェネレーション5 スマートウォッチ CARLYLE HR」。心拍センサーとGPS、さらにマイクとスピーカーを搭載し、Googleアシスタントの応答や通話が可能

 フォッシルのWear OS for Googleを採用した第5世代スマートウォッチは、内蔵のスピーカーとマイクを使って、スマートフォンにかかってきた電話の着信や通話が可能です。

 これまで通話ができるのはAndroidスマートフォンとペアリングしている場合に限られ、iPhone経由では着信通知のみでしたが、最新のソフトウェアアップデートでiPhoneでもスマートウォッチで通話できるようになりました。

 スマホをフォッシルの最新スマートウォッチが、Bluetoothの接続範囲内にあれば、スマホを手に取ることなくハンズフリー通話ができて便利です。最新のソフトウェアにアップデートして設定しておきましょう。

※この記事に使用した機器
・スマートフォン:iPhone Xs、システム13.2
・ホームアプリ:2.28.0.270992805.u
・スマートウォッチ:Fossil CARLYLE HR 0130(Wear OS by Google 2.9)

●ソフトウェアを最新にする

システムアップデートを実行する

 「設定」→「システム」→「デバイス情報」に移動し、下にスクロールして「システムアップデート」をタップします。システムアップデートはバッテリーを消耗するので、充電器にセットして実行します。

●「電話」アプリを使う準備をする

電源ボタンを押して、メニューから「電話」を選ぶ

通話の音声を有効にするかどうかの確認が表示されるので、チェックマークをタップして有効にする

 最新のソフトウェアにアップデートすると、スマートウォッチのアプリメニューに「電話」が追加されます。スマートウォッチをiPhoneでお使いの方は、すでにiPhoneのWear OS by Googleアプリでペアリング済みですが、「電話」アプリを使うには、もう一度iPhoneとペアリングします。

ペアリングの開始画面で、iPhoneが見つかったらタップ

チェックマークをタップしてペアリングを続行する

iPhoneの画面にコードが表示されるので「ペアリング」をタップし、スマートウォッチのコードを確認してチェックマークをタップ

これで設定完了です

●電話をかけてみる

「電話」アプリの上の青いダイヤルのアイコンをタップ

 電話をかけるには、電話番号を入力する方法と、「通話履歴」や「連絡先」から相手を選ぶ方法があります。ここでは、番号を入力して電話をかける方法を紹介します。

相手先の電話番号を入力して、緑の部分をタップすると、iPhone経由で電話を発信する

相手が応答したらそのままスマートウォッチに話しかけて通話しよう。通話を終えるときは受話器のマークをタップする

●電話を受ける

電話がかかってきたら緑色の受話器のアイコンをタップして電話に出る

通話が終わったら、赤い受話器のアイコンをタップして電話を切る

 iPhoneに電話がかかってくると、相手の番号(連絡先に登録されている相手の場合は名前やアイコン)が画面に表示されます。


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