スループットは1Gbps以上! 有線LAN卒業もアリか!?
これからはデスクトップもWi-Fi6! ASRockコラボモデルのいきさつとは
2019年11月22日 18時00分更新
――今回のケースの外観ですが、無線LANの利用を前提にリビングなどに置くことも想定して選んだのでしょうか?
中嶋氏 そうですね。ATX対応のケースとしては、比較的コンパクトにまとまっていると思います。カラーリングもホワイトとブラックのツートンで、ゴツゴツした無骨な雰囲気でもなく、リビングにも馴染むインテリアっぽいデザインではないでしょうか。そして、リビングに置く以上、PC自体の動作音も気になるところですので、CPUの冷却には簡易水冷クーラーを採用し、静音性を高めています。リビングで映画を見るときに、PCがうるさいとやはり集中して見れないですよね。
――ゲーム以外にもメディアサーバーとしてWi-Fi6を活かすのもおもしろいですね。
西川氏 コアなゲーマー以外にも、このPCでメディアサーバ―を構築して、スマートフォンやタブレットから写真や動画を見るといった使い方も、Wi-Fi6の転送速度の速さからストレスを感じることもないのでオススメです。実際、自分も自宅ではNASを1台用意して、そこにスマホなどからアクセスするといったLAN環境を構築しています。それらがすべてWi-Fi6に置き換わると、かなり快適性が向上するのかなと考えています。デスクトップPCでは、無線LANの必要性があまり高くないのかなと思う方もいらっしゃるでしょうが、LANケーブルの取り回しを考えなくていいなど、実際に使ってみるとかなり使い勝手がいいですよ。
――ケーブルの取り回しを考えなくていいというのはかなり魅力的ですね。
西川氏 はい。今回、コラボモデルでは用意できなかったのですが、キーボードやマウスなどの周辺機器をすべてワイヤレス接続にして、電源ケーブルとモニターを接続するだけで利用できるフルワイヤレスモデルといった用途も、Wi-Fi6を絡めてユーザーさんは想像しやすいのかなと思います。
――今回のPCはアドレサブルRGBに対応していますか?
西川氏 今回のPCは、低価格に抑えたかったので、LEDで点灯する簡易水冷クーラーを搭載していますが、アドレサブルRGBでそのほかも含めて一括制御するといった機能は用意していません。
――どの程度の価格になりそうですか?
西川氏 まだ具体的な計算はしていませんが、17万円前後でしょうか。
――数量についてはいかがですか?このコラボモデルは数台限定になってりするのでしょうか?
西川氏 いえ、モジュールとアンテナのセットの数は、ASRockさんのおかげである程度の数が用意できていますので、このコラボPC以外のモデルについても、BTOでWi-Fi6が選べるようにして普及を図っていくつもりです。ユーザーさんの要望に柔軟に対応できるよう、今後もWi-Fi6搭載モデルは継続して手掛けていきたい考えです。
中嶋氏 今回のASRockさんとのコラボレーションは、Wi-Fi6が今後普及することを踏まえ、来年以降を見据えた取り組みなので、Wi-Fi6搭載モデルは今後も長くやっていきたいですね。無線LANは、今後、裾野が広がっていく分野であることは間違いないので、今回ご協力いただいたASRockさんとは末永く協業していきたいです。
実際、1階にしかLANのポートがなく2階に設置しているPCにケーブルを引き回すのが難しいという人や、シェアハウスなどでケーブルの引き回のはちょっとなぁと考えている人は少なくない。そういった人にとって、デスクトップPCにおける無線LAN環境は理に適っている。
また、実際すでにデスクトップPCで無線LANを活用しているユーザーも多いことだろう。確かに無線LAN搭載PCを購入するのであれば、西川氏が語るように、将来を見据えてWi-Fi6を選んでおくほうが得策だ。とくにPCは3年や5年など長期間利用する人がほとんどなので、Wi-Fi6を先取りしておくことは十分に意味があるだろう。
では、実際にWi-Fi6で高いパフォーマンスが発揮できるのかどうか、今後、ロードテストを行う予定なのでお楽しみに。
(提供:セブンアールジャパン)
