Sandy Bridge世代のノートPCを安く延命してみる
2.8万円でイケる!Windows 7延長サポート終了前にSSD換装&Windows 10化
提供: 日本サムスン
Windows 7の延長サポート終了(2020年1月14日)が、約2ヵ月後に迫っている。セキュリティー更新プログラムや有償サポートを含むすべてのサポートが受けられなくなるため、新たな脆弱性が発見された場合、ウイルスやサイバー攻撃の対象となるのは必至。Windows 7をそのまま使い続けることは非常に危険な状態なのだ。もし、未だにWindows 7を使い続けているのであれば、すぐにでも最新OSであるWindows 10へ移行すべきだろう。
最も手っ取り早いのは、最新マシンを購入することだ。最新OSと最新のスペックを手に入れれば、快適なパソコン生活が約束されている。とは言っても、最新PCを買うことになれば、それなりの出費が必要になる。「今すぐに」が予算的に難しい場合は、今使っているマシンをWindows 10へアップグレードしてみるのはいかがだろうか。今回はちょっとした予算で劇的に快適になるWindows 10へのアップグレード方法を紹介しよう。
8年前の古いマシンでもSSD換装で快適PCに生まれ変わる
Windows 7の登場は2009年10月22日にまで遡る。今使っているマシンがいつの時代のものかにもよるが、ストレージの接続規格がSATA 3.0(6Gbps)以上のマシンだと、アップグレードはかなり有望だ。今回、モデルケースとして用意したWindows 7搭載マシンは、2011年に発売した「ThinkPad L520」。主なスペックは以下の通りである。
ThinkPad L520のスペック | |
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液晶ディスプレー | 15.6インチ(1333×768ドット) |
CPU | Intel「Core i5-2520M」(2コア/4スレッド、2.5~3.2GHz) |
グラフィックス | Intel HD Graphics 3000 |
メモリー | 4GB×1(空きスロット×1) |
ストレージ | 320GB HDD(SATA 3.0) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ネットワーク機能 | 有線LAN(1000BASE-T)のみ |
OS | Microsoft「Windows 7 Home Premium 64bit」 |
CPUのCore i5-2520MはインテルのSandy Bridge世代で、2コア/4スレッドのCPUだ。Sandy Bridge対応のチップセットからSATA 3.0が実装され、このマシンでもSATA 3.0に対応しているが、実際に搭載していたのはSATA 2.0のHDDだった。そのため、非常にアクセス速度が遅く、マシン動作の足かせになってしまっていた。
そこで、まずはこのHDDをSSDに換装してしまおう。これだけのことで、8年前の古いマシンでも意外なほどの快適さが手に入るのだ。もちろん、ドライバー1本でHDDへアクセスできるマシンでないと難しいので、SSDを購入する前に自分のPCの仕様を確認しよう。
換装用SSDとしてオススメしたいのがSamsungのSSD「860 QVO」だ。1TBモデルでも1万円前後(2019年11月8日現在の価格)で入手でき、2.5インチSATA 3.0接続モデルとしては、最速の部類に入るアクセス速度を誇る。
しかも、今ならUSB 3.0接続の外付けドライブケースがバンドルしているパッケージ「MZ-76Q1T0B/OC」もラインアップしている。数量限定品ではあるが、なんと価格は据え置きでかなりお買い得。USB接続の外付けドライブケースがあれば、これまで使ってきたHDDの中身を簡単に移行できるのでぜひとも早めにゲットしたいところだ。
860 QVOの用意ができたら、次はWindows 10を入手しよう。最近はMicrosoftからオンラインコード版をダウンロード購入(Windows 10 Homeで直販価格1万9360円)もできるが、実はパッケージ版のほうが実売価格1万7700円前後と比較的安く手に入る。また、ダウンロード購入する場合はインストールメディアを自作する必要もあるため、USBメモリー版を購入したほうが手間はかからず、あとから再インストールする場合も役立つ。