すっかり身近になったPC LEDイルミネーションの鉄板アイテムのひとつになるLEDメモリー。LED非搭載メモリーよりも若干コストはアップするが、メモリーだけでも十分PC内部をキレイに彩れ、導入も簡単とLEDイルミネーション入門に最適となっている。
最近では、LEDメモリーの鉄板メーカーあるG.SkillとKingstonから、アドレサブルRGB LEDバーを備えた新型が登場し注目を集めている。
そんな新型LEDメモリーでとくに目を引いたのが、8月にKingstonから発売されたアドレサブルRGB LEDバー搭載の「Hyper X Fury DDR4 RGB」シリーズだ。
手ごろな価格で使いやすい
「HyperX Fury DDR4 RGB」
高クロックや低レイテンシー(CL)による高いパフォーマンスを発揮する「Predator」シリーズとは異なり、「Fury」シリーズの動作クロックは2400MHzから3466MHzまでと、汎用的なゲーミング、オーバークロックマザーボード向けのラインナップになっている。
赤外線通信でLEDを同期する独自技術がおもしろい
クロックやレイテンシーなどのメモリースペックは、いたって普通と言えるFury DDR4 RGBシリーズだが、昨年発売された上位シリーズの「Predator DDR4 RGB」に搭載され、注目を集めた独自のLED赤外線通信同期技術「HyperX Infrared Sync technology」を搭載している。
これにより、LEDの発光色やパターンをソフトウェアで制御していない状態でも、各メモリーモジュールが赤外線通信で同期し、奇麗に統一されたLEDイルミネーションを実現できるようになっているのが最大の特徴だ。
LED制御はゲーミングキーボードの「Hyper X Alloy FPS RGB」や、マウスの「HyperX Pulsefire Core」などのマクロやDPIカスタマイズも行なえるKingstonの統合制御ソフトウェア「HyperX NGENUITY」に対応している。
そのうえ、ASRock「Polychrome RGB」、ASUS「Aura Sync」、GIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light」といった主要メーカーのLED制御にも対応しており制御に困ることはない。また、最新モデルだけあってインテルだけでなく、AMDプラットフォームにも対応している。
「Hyper X Fury DDR4 RGB」は、手ごろな価格でLEDイルミネーション&高クロックまでできる万能選手になっている。