Whiskey Lake-UとPCle対応のM.2 SSDを採用
税別7万円台からで13時間以上駆動する13型ノートPCの性能をチェック (3/3)
2019年09月27日 09時00分更新
PCle対応M.2 SSDを搭載
バッテリーは13時間以上駆動可能
今回試したLatitude 3301には、ストレージとして128GBのM.2 SSDが搭載されていた。PCle接続のため、SATA接続のSSDやHDDなどに比べるとかなり高速なはずだ。
そこで「CrystalDiskMark」で性能をチェックしてみたところ、シーケンシャルリードが1600MB/秒前後になった。体感的にも高速で、OSやアプリの起動、データアクセスなどが快適に行えた。ちなみに、直販サイトでは128GBはClass 35しか用意されていないが、256GB以上の容量だとより高速なClass 40のSSDも選択できる。パフォーマンスを重視する人は検討してみてはいかがだろうか。
最後にバッテリー性能もチェックしておこう。本機には4セル/45WHrのバッテリーが搭載されていた。そこでバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使ってバッテリー駆動時間を計測してみた(なお、デルのバッテリー管理ツール「Dell Power Manager」で熱設定を「最適化」に、「BBench」は「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている)。
BBenchによるバッテリー駆動時間結果 | |||
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電源プラン | 電源モード | 画面の明るさ | 駆動時間 |
Dell | より良いバッテリー | 40% | 13時間12分 |
結果、13時間以上の駆動が可能だった。これだけでも十分すぎる長さだが、直販サイトではオプションとして、より大容量の4セル/52WHRバッテリーを選ぶこともできる。標準の容量との差額は800円なので、より駆動時間の長いバッテリーが必要な人は検討してみるといいだろう。
洗練されたデザインのコンパクトな筐体に、高性能CPUや長時間バッテリーを搭載したデルのLatitude 3301。手頃で使い勝手のよいビジネスノートを探している人には、ぜひ注目してほしい製品だ。
試用機の主なスペック | |
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製品名 | Latitude 3301 |
CPU | Core i3-8145U/Core i5-8265U/Core i5-8365U/Core i7-8565U |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
メモリー | 4GB/8GB |
ストレージ | 128GB SSD/256GB SSD/512GB SSD |
ディスプレー | 13.3型ワイド(1366×768ドット)/13.3型ワイド(1920×1080ドット) |
内蔵ドライブ | - |
通信規格 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB 3.1 Gen 1、USB 3.1 Gen1(Type-C)、HDMI 1.4、ユニバーサル オーディオ ジャック、microSD 3.0カードリーダー、USIMカードトレイ(ブラックモデルのみ) |
内蔵カメラ | 約92万画素ウェブカメラ |
サイズ/重量 | およそ幅307.6×奥行204.5×高さ16.8mm/約1.18kg |
OS | Windows 10 Home(64bit)/Windows 10 Pro(64bit) |