写真も動画もAIにおまかせ
背面には、標準カメラ(約1220万画素、F値1.7)と動画専用カメラ(約2010万画素、F値2.4)を搭載。AIが自動でシーンを判別し調整してくれる「AIオート」に設定しておけば、きれいに撮れます。
ディスプレーと同じく、写真もすっきりした仕上がりになる印象です。AIによる補整が強く、発色が大げさになってしまう機種もありますが、AQUOS R3はやはり全体に落ち着いた雰囲気に仕上げています。
特に美しく撮れたのが、花や植物。ブレにも強く、花が風に揺れていてもしっかりと捉えられていました。また、暗い場所での撮影も明るい仕上がりに。
おもしろかったのが、「AIライブシャッター」。動画撮影中にAIが構図や被写体の動きを判断し、自動で写真を撮影してくれる機能です。また、笑顔のシーンなど見どころとなる箇所をピックアップして約15秒間のショートムービーを作成してくれる「AIライブストーリー」機能もあります。基本は動画を撮影して、静止画はAIにおまかせ。動画撮影後は約15秒のハイライトムービーも楽しむ、という使い方ができるでしょう。
インカメラは、約1630万画素、F値2.0。肌や目の大きさなど補整効果を調節でき、背景のぼけも自在に調節できます。ただし背景ぼけは、ぼけていないところとの境目がきれいではなく、顔に近い背景の一部がぼけないことがありました。
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