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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第155回

色彩の美しさは圧巻! 「AQUOS R3」の魅力は新開発の「Pro IGZO」ディスプレー

2019年09月16日 12時00分更新

文● 友納一樹(ゴーズ) 編集●ASCII編集部

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写真も動画もAIにおまかせ

 背面には、標準カメラ(約1220万画素、F値1.7)と動画専用カメラ(約2010万画素、F値2.4)を搭載。AIが自動でシーンを判別し調整してくれる「AIオート」に設定しておけば、きれいに撮れます。

上が動画専用カメラで、下が標準カメラ

 ディスプレーと同じく、写真もすっきりした仕上がりになる印象です。AIによる補整が強く、発色が大げさになってしまう機種もありますが、AQUOS R3はやはり全体に落ち着いた雰囲気に仕上げています。

超がつくほどの曇天だが、草木は青々と写っている

小雨の降る日だったが、すっきりした印象

AIオートで撮影

 特に美しく撮れたのが、花や植物。ブレにも強く、花が風に揺れていてもしっかりと捉えられていました。また、暗い場所での撮影も明るい仕上がりに。

鮮やかな紫

風に揺れていてもブレない

光量の多い場所で撮影。階段のライトや木々の緑はきれいに撮れている

 おもしろかったのが、「AIライブシャッター」。動画撮影中にAIが構図や被写体の動きを判断し、自動で写真を撮影してくれる機能です。また、笑顔のシーンなど見どころとなる箇所をピックアップして約15秒間のショートムービーを作成してくれる「AIライブストーリー」機能もあります。基本は動画を撮影して、静止画はAIにおまかせ。動画撮影後は約15秒のハイライトムービーも楽しむ、という使い方ができるでしょう。

気まぐれなネコの動きをAIが判断し、自動で写真が撮影される

 インカメラは、約1630万画素、F値2.0。肌や目の大きさなど補整効果を調節でき、背景のぼけも自在に調節できます。ただし背景ぼけは、ぼけていないところとの境目がきれいではなく、顔に近い背景の一部がぼけないことがありました。

ぼけていない部分(右耳の横や上の部分)があり不自然

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