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T教授の「戦略的衝動買い」 第547回

USB-C接続の外付けディスプレー「ThinkVision M14」を衝動買い

2019年09月11日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●南田/ASCII編集部

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メーカーのサポート外だが縦置きでも使え
MicroPCやスマホの外部ディスプレーとしても有用

 筆者的に一番楽しみだったのはThinkVision M14縦位置使用だったが、実際にやってみるとこれも難なくできてしまった。唯一の問題は、縦位置使用を前提としていないThinkVision M14の接続ポート周辺の問題が大きい。加えて、どうもこの縦位置使用はメーカーのサポート外らしいので自己責任での使用が前提だ。

個人的には一番使いたいThinkVision M14の縦ディスプレー使用。残念ながらメーカーの保証外の使い方らしい。両側面にUSB Type-Cポートがあるので、ケーブルがなかなか奇天烈なイメージになって最高だ

 確かに、モバイルPCへのパワーパススルー給電とThinkVision M14への映像出力の両方を行なう前提なら、チルトスタンドの両側面からUSB Type-Cケーブルが生えて伸びる使用形態となり、これはなかなか奇天烈な使用スタイルとなり、極めて筆者好みだ。

 今回、ThinkVision M14を色々な機器と接続してみて、中でもおもしろかったのは昨今再流行の兆しにあるMicroPCの自宅用外部ディスプレーとして使うことだった。もちろん、スマホ画面のミラーリングディスプレーとしても極めて有効な予感がしたのでやってみた。しかし、ミラーリングではどうしてもThinkVision M14の余裕の画面の中央のわずか一部しか使うことができず、左右の大半は余剰の黒余白画面となってしまうのがもったいない。ThinkVision M14側で、強制的にスマホの映像出力を90度回転できる機能があればおもしろいのだが。

昨今流行のMicroPCに接続して、小部屋でのプレゼンテーションも楽しそうだ

筆者愛用のファーウェイ製スマホをUSB Type-Cケーブルで接続してミラーリングからミュージック動画の再生、EMUIを使用したWindowsイメージの活用まで、いろいろ楽しいことが簡単に実現できる

 もちろん、ThinkVision M14の画面を単なるスマホ動画プレイバック液晶として活用したり、「HUAWEI P30」などのスマホに標準搭載されている“EMUI”で操作することも極めて容易だ。EMUIなら、スマホ画面をタッチパッドとして活用して、Windows画面操作の要領で便利にGUI環境を利用できる。

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