松本典子の「Azure Logic Apps」超入門 ~AI編~ 第5回
「Azure Logic Apps」で「Bing Maps」のコネクタを利用する
現在地から目的地までの道案内をするLINEチャットボットを作ろう
2019年09月13日 10時00分更新
3. Azure Blob Storage の準備
Azure Blob Storage は、テキスト データやバイナリ データなどの大量の非構造化データを格納するために最適化されているサービスです。BLOB ストレージ内のオブジェクトには、世界中のどこからでも HTTP または HTTPS 経由でアクセスできます。 今回は、このBlobストレージに「目的地までの経路を描画した地図を表示するHTMLファイル」をアップロードして配信する方法をご紹介します。
Azureの管理ポータル の左メニュー項目「+リソースの作成」→「Storage」→「ストレージ アカウント - BLOB、Data Lake Gen 2 (プレビュー)、ファイル、テーブル、キュー」をクリック。
表示された「ストレージアカウントの作成」に、次の1~4の情報を入力し、作成します。
- サブスクリプション:サブスクリプションが複数ある場合はBlobストレージを作成したい名前を選択。
- リソースグループ:Logic Appsを作成するリソースグループ名を選択。(日本語の使用不可)
- ストレージアカウント名:わかりやすい名前を入力します。名前は一意なので表示されているものとは違う名前を入力してください。(日本語の使用不可)
- 場所(リージョン):今回は「西日本」を選択。
上記の入力が完了したら「確認および作成」ボタンをクリックします。
図の画面が表示されたら「作成」ボタンをクリックします。
デプロイが完了すると図のページが表示されます。 「リソースに移動」ボタンをクリックします。
「概要」ページの「Blob」をクリックします。
上部の「+コンテナー」をクリックし、次の情報を入力します。
- 名前:コンテナー名は小文字で入力します。(日本語の使用不可)
- パブリック アクセス レベル:「コンテナー(コンテナーとBLOBの匿名読み取りアクセス)」を選択。
入力が完了したら「OK」ボタンをクリックします。
作成したコンテナーの右端の「・・・」をクリックすると図のメニューが開きます。「コンテナーのプロパティ」をクリックするとURLという項目があるので、そのURLをコピーしておきます。 この情報はLogic Appsで利用します。
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