デュアルSIM仕様の「AQUOS R3」を海外展開
dynabookの最新ノートPCはIGZOディスプレー搭載
シャープは、ドイツ・ベルリンで開催のIFA 2019に関連したプレス向けのイベントを9月5日に開催。スマートフォンの最新グローバルモデルや、シャープの関連企業となったdynabookのノートPCなどを紹介した。
グローバルモデル向けとして発表されたスマートフォンは「AQUOS R3」「AQUOS V」の2モデル。AQUOS R3は日本で販売されているモデルとほぼ同じで、IGZOディスプレーを搭載しアウトカメラは写真用と動画用、ふたつのカメラを装備したデュアル仕様。プロセッサーはSnapdragon 855のハイエンドモデルだ。ただし、SIMスロットはSIMを2枚装着できるデュアル仕様。
シャープはこれまで、ミドルレンジからローエンドを軸に欧州市場などに参入。ついにハイエンドも投入ということで、どこまで販売台数を伸ばせるか気になるとことだ。
低価格帯市場を狙う「AQUOS V」は
Snapdragon 835搭載で3万円台半ば
AQUOS Vは299ユーロ(約3万5500円)と低価格帯の市場を狙ったモデル。ただしプロセッサーはミドルレンジではなく、Snapdragon 835と2世代前のハイエンドモデルを採用。Snapdragon 835は現状でも十分な処理能力を誇るプロセッサーなので、低価格ながらハイパフォーマンスという端末に仕上がっている。
そのほかスマートフォンでは、日本での実証実験などにも使われている5Gのテスト端末や大量のロボホン隊をブースにて展示。発表会では「日本のAndroidスマートフォンではナンバー1のブランド」とも話しており、スマートフォンにも本格的に取り組んでいる点をアピールしていた。
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