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32:9の曲面液晶ディスプレー「EI491CRPbmiiipx」の超没入感がヤバイ
2019年09月11日 11時00分更新
専用ソフトでWindows上からもOSDを操作可能
また、OSDに関しては本体ボタンや専用リモコンのほか、Windows上で動く専用ソフト「Acer Display Widget」からも操作できる点がユニークだ。プリセット変更はもちろん、ブルーライトや輝度、コントラストなど、さまざまな設定が調整できる。
Acer Display Widgetにはウィンドウサイズの自動調整機能も搭載。13種類のプリセットがあり、Shiftキー+Sキーであらかじめ選択した自動調整モードが使える。タスクマネジャーなど一部のプログラムでは使えなかったが、ウェブブラウザ―やWindows 10の設定画面、エクスプローラーなどは仕切られたエリアにドラッグすると、ウィンドウサイズが自動でエリア幅に拡大した。
例えば、記事を制作する時はウェブブラウザー、テキストエディタ―、エクスプローラーを同時に立ち上げることが多いのだが、いちいちウィンドウサイズを調整しなくて済むのは大変ありがたい。これは32:9という特殊なアスペクト比を扱う上で、非常に有能な機能だと思える。
価格は税込みで15万円ちょいと競合製品より安価な割に機能性に妥協なし
EI491CRPbmiiipxの想定価格は税別で14万円、税込みで15万1200円と、すでに発売されている競合製品に比べて安価でお買い得感が高い。ゲームに没入感を求めるユーザーの中では49インチのスーパーウルトラワイド液晶ディスプレーを欲する声が多いものの、ネックとなっているのはやはり価格である。そういったユーザーにとって、価格が抑えられた本機はかなり有力な選択肢となるだろう。
また、価格が抑えられているとはいえ、DisplayHDR 400やFreeSync 2 HDRをサポートし、リフレッシュレートも144Hzに対応している点など、機能性に妥協は見られない。ゲームの臨場感を高めたいと考えているユーザーにはぜひオススメしたい液晶ディスプレーである。120cmを超えるサイズは置き場所を選ぶものの、ゲーム体験が向上することは間違いない。昔買ったゲームをもう一度本機でプレイしたくなる人も出てくるのではなかろうか。