9月4日、Acerはベルリンで開催されるIFA 2019に関連して「Global Press Conference」を開催。14インチながら990gと軽量な「Swift 5」や筒型のモバイルプロジェクター「Acer C250i」などを発表した。日本での展開などはすべて未定。
軽量化が進んだSwiftシリーズ
3片狭額縁で、マグネシウム・リチウム合金とマグネシウム・アルミニウム合金を組み合わせた筐体。14インチクラスでタッチ操作対応ディスプレーながら厚さ14.95mm、重量990gと世界最軽量を誇る「Swift 5」。プロセッサーには第10世代のCore i7-1065G7を搭載し、Wi-Fi 6やThunderbolt 3にも対応。ディスプレーサイズは14インチで解像度はフルHD。グラフィックはGeForce MX 250を搭載している。
またバッテリー性能も改善されており、最大12.5時間の連続使用が可能。急速充電をサポートしており、30分の充電で最大4.5時間の利用が可能となっている。本体サイズは約318.7×210.5×14.95mm。発売は9月で価格は899ユーロ(約10万5000円)から。
Swift 5と同じ14インチクラスでプロセッサーはCore i7-1065G7、GeForce MX 250とほぼ同じスペックながら、価格を抑えたモデルの「Swift 3」。ベゼル幅は4.37mmと狭額縁で、画面占有率は84%となっている。
インターフェースはThunderbolt 3を装備。無線LANもWi-Fi 6に対応しており、高速での通信も期待できる。本体サイズは約319.5×217×15.95mm。重量は1.19kg。Swift 5よりは重いが、モバイルPCとしては十分持ち運べるサイズと重量だ。発売は9月で599ユーロ(約7万円)から。
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