144Hz駆動のIPS液晶ディスプレーを生かす確かな性能
第9世代Core&GTX 1660 Tiで20万円を切る新Helios 300の実力を試す
2019年08月30日 11時30分更新
動画編集などのコンテンツ制作でも活躍できる
ゲーム以外の性能も「PCMark 10」(Version 2.0.2115)でチェックしておきたい。今回は、無償版でも実行できるPCMark 10“無印”のテストを実行した。
基本性能を示すEssentialsが9000スコアーを超え、Digital Content Creationは6000スコアー以上と、コンテンツ制作でも活用できる高い実力を備えていることがわかる。ゲーム以外でも十分頼りになるノートPCだと言える。
まとめ:20万円を切る実売価格が魅力、512GB SSDの上位モデルもある
以上のテスト結果から明らかなように、PH315-52-A78U6Tで持たらされるゲーム環境はかなり快適だ。また、コンテンツ制作にも適しており、動画編集ソフトウェアである「PowerDirector for Acer」がプリインストールされているため、プレイしたゲーム動画を録画・編集し、それを動画配信サイトで公開するといった楽しみ方も十分可能だ。
ただし、ストレージはNVMe接続の256GB SSDのみと、容量面にいささか不安が残る。ゲームをいくつもインストールしてプレイするといったスタイルを採るユーザーは、ストレージ容量が512GBの上位モデル「PH315-52-A76Y6T」(実売価格21万5800円前後)をオススメしたい。
とはいえ、PH315-52-A78U6Tの価格は実売で20万円を切っており、コストパフォーマンスはこちらのほうが良好だろう。なるべく安価で快適なゲーム環境を望むのであれば、PH315-52-A78U6Tを選ぶのが得策だろう。