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Xperia 1ロングランレポート 第12回

Xperia 1のポートレートセルフィーでツルツルお肌の美顔撮影

2019年08月31日 12時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

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自撮りおじさんに捧ぐ
Xperia 1でのセルフィー機能で美しく!

 トリプルレンズとなったリアカメラに注目が集まる「Xperia 1(SO-03L)」。一方フロントカメラはというと、実は「Xperia XZ3」よりもスペック的にはダウンしています。下記がそれぞれのフロントカメラスペックですが、画素数、レンズの明るさともにXperia XZ3のほうが上です。

Xperia 1フロントカメラ
約800万画素/F値2.0
Xperia XZ3フロントカメラ
約1320万画素/F値1.9

 とはいえ、広角レンズで背景も入れて撮るぶんには問題なし。リアカメラでの撮影よりフロントカメラの使用が多いセルフィー重視のユーザーなら別ですが、筆者の場合はインカメラの重要度はそれほど高くないので問題なしです。

もちろんXperia 1でセルフィーが撮れないわけではない

 ちなみにXperia 1シリーズにも、Xperia XZ3から採用された「ポートレートセルフィー」が引き続き搭載されています。フロントカメラでも背景ボケを活かした撮影ができるほか、ビューティー機能も利用可能となっています。

カメラアプリの「モード」から「ポートレートセルフィー」は起動できる

 ポートレートセルフィーで調整できる項目は「ぼけ」、「美肌」、「顔の明るさ」、「眼の大きさ」、「輪郭補正」の5つ。それぞれの機能アイコンをタップすると、スライダーが表示され聞き具合を調整できます。

「ぼけ」は背景のボケ具合を調整。効果オフの状態

ぼけ効果オンの状態

「美肌」はシワなどが消されツルツルに。効果オフの状態

美肌効果オンの状態

「顔の明るさ」を強めにすると、レフ板などでしっかりと光を当てているような効果に。これはオフの状態

顔の明るさ効果がオンの状態

「眼の大きさ」でぱっちりしたデカ眼にできる。効果がオフの状態

目の大きさ効果オンの状態

「輪郭補正」を調整すれば、アゴのあたりが特にシャープに。効果オフの状態

輪郭補正効果オンの状態

 5つの項目を最大まで効かせたものと、スライダーで効果をすべて0にした状態で撮影したのが下になります。さすがにすべてを最大まで調整すると、「誰だこれ?」レベルにまで補正されますね。

こちらは補正や効果をすべて0に。

すべての補正と効果を最大まで調整

 自然な補正になるよう自分で調整する必要はありますが、Xperia 1のポートレートセルフィーもなかなかの機能です。ただ、ポートレートセルフィー起動時は前回の設定が引き継がれるのですが、設定を変えてしまうと以前の調整に戻すには再度設定が必要です。できればプロファイル的に調整を保存する機能がほしいですね。

※Xperia 1(SO-03L)/Android 9で検証しました。

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