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限定色ローズゴールドや英語キーボード採用「HP Spectre x360 Special Edition」レビュー
2019年08月26日 13時00分更新
アルミ×ローズゴールドの上品で美しいボディ
日本HPの「HP Spectre x360 Special Edition」は、13.3インチのタッチ対応液晶ディスプレーと360度回転するヒンジ機構を備えたコンバーチブルタイプの2in1 PCだ。洗練されたデザインと性能の高さで人気を集めた旧モデル「HP Spectre x360 13-ae000シリーズ」をベースに、限定色のローズゴールドや英語キーボードを採用した特別モデルで、専用スリーブケースやスタイラスペン(Spectre アクティブペン)などが標準で付属している。
登場からしばらく経つこともあって値ごろ感が出ており、本稿執筆時点では直販サイトにて最小構成時9万2500円(税抜、お買い得キャンペーン適用)という価格で販売されている。現行モデルに見劣りしないスペックを搭載していることを考えると、かなりリーズナブルだ。
もっとも値ごろといってもHPのフラッグシップブランド「Spectre」の製品だけあって、その本体の質感は非常に高い。天板やボトムケースにはアルミニウム素材が使用されており、金属ならではの重厚さや高級感が備わっている。アルミの表面には梨地加工が施されており、鈍い光沢とさらっとした手触りが楽しめる。指紋や汚れが目立ちにくいのも好印象だ。
本体カラーのローズゴールドは、主張しすぎない淡いピンクで、華やかでありながら落ち着いた上品さを感じる色。女性だけでなく男性にも人気が出そうだ。
天板、ボトムケースともに直線を意識した鋭角的なデザインで、薄さが際立つフォルムになっている。カタログスペックによると本体サイズは幅307×奥行き218×高さ13.6mmで、質量約1.29kgとなっているが、体感的にはもう少し薄く軽く感じる。天面底面ともにフラットで凹凸が少ないため、カバンなどにスムーズに収納できるのもポイントだ。