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ものづくりの祭典「Maker Faire」で見つけた楽しい創作物たち

2019年08月09日 10時00分更新

文● 佐藤ポン 編集●南田ゴウ/ASCII編集部

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操縦者の手の形に合わせて動くロボットハンド
ぷらぎあ工房

 パッと見は単なる機械の手だが、実はこれ、操縦者の手の形と同じように動くロボットハンド。取っ手付近にある2眼カメラで操縦者の手を検知し、瞬時にロボットの手を動作させる。タイムラグが感じられないのがスゴい。ブースでは「ロボットハンド握手会」と称したデモンストレーションが実施されていた。

 開発者の相澤北斗氏によると、各指は自転車のワイヤードブレーキと同じ原理で動作しているそうだ。

一瞬で縁日のお面を作れる卓上真空成形機
「V.FORMER」

 薄い樹脂の板やフィルムに熱を加え、一瞬で用意した型の形状に成形させるマシン「V.FORMER」。デモンストレーション中はつねに大勢の観客が見学していた。これを使えば、縁日などで売られているお面を大量生産できる!

 また、ラジコンや自動車模型のボディーを作ったり、チョコレートなどを流し込む型も生成可能だ。スタッフによると、ドライバーやスパナなどを型にして生成し、工具箱のトレイとして使っているユーザーもいるそうだ。別のスタッフは「いつもユーザーさんの想像力には驚かされます。使う方々のアイデア次第で、いろいろな使い方ができる商品です」と語っていた。

 

インスタ映え抜群の全自動クレープ焼き機
「レインボークレープロボットQ 2019バージョン“ゆかり”」

 モリロボのブースで観客の注目を集めていたのは、ボタンひとつで自動的にクレープが焼ける調理マシン「レインボークレープロボットQ 2019バージョン“ゆかり”」。3種類の生地を使ってクレープを焼くので、見た目がポップなクレープに仕上がるのが特徴。

 また、それぞれの生地にフレーバーを加えることで、生地自体に味があるクレープも作れる。ボタンを押してから約1分で焼き上がり、自動的に調理台へ運ばれるので使いやすそう。


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