操縦者の手の形に合わせて動くロボットハンド
「ぷらぎあ工房」
パッと見は単なる機械の手だが、実はこれ、操縦者の手の形と同じように動くロボットハンド。取っ手付近にある2眼カメラで操縦者の手を検知し、瞬時にロボットの手を動作させる。タイムラグが感じられないのがスゴい。ブースでは「ロボットハンド握手会」と称したデモンストレーションが実施されていた。
開発者の相澤北斗氏によると、各指は自転車のワイヤードブレーキと同じ原理で動作しているそうだ。
一瞬で縁日のお面を作れる卓上真空成形機
「V.FORMER」
薄い樹脂の板やフィルムに熱を加え、一瞬で用意した型の形状に成形させるマシン「V.FORMER」。デモンストレーション中はつねに大勢の観客が見学していた。これを使えば、縁日などで売られているお面を大量生産できる!
また、ラジコンや自動車模型のボディーを作ったり、チョコレートなどを流し込む型も生成可能だ。スタッフによると、ドライバーやスパナなどを型にして生成し、工具箱のトレイとして使っているユーザーもいるそうだ。別のスタッフは「いつもユーザーさんの想像力には驚かされます。使う方々のアイデア次第で、いろいろな使い方ができる商品です」と語っていた。
インスタ映え抜群の全自動クレープ焼き機
「レインボークレープロボットQ 2019バージョン“ゆかり”」
モリロボのブースで観客の注目を集めていたのは、ボタンひとつで自動的にクレープが焼ける調理マシン「レインボークレープロボットQ 2019バージョン“ゆかり”」。3種類の生地を使ってクレープを焼くので、見た目がポップなクレープに仕上がるのが特徴。
また、それぞれの生地にフレーバーを加えることで、生地自体に味があるクレープも作れる。ボタンを押してから約1分で焼き上がり、自動的に調理台へ運ばれるので使いやすそう。