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新車を買った情報2019 第25回

マツダ ロードスターRFを買うか悩ませるカッコいいクルマたち

2019年07月27日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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着せ替え「アバルト124スパイダー」と光岡「ロックスター」

 同じNDロードスターの車台を使った着せ替え車種として、フィアットのターボエンジンを積んだ「アバルト124スパイダー」と、往年のアメ車風に仕立てた光岡の「ロックスター」がございます。

 ロードスターに対するアバルトの魅力は、170馬力でトルクフルなエンジン、そしてオプション装着可能な景気のいいマフラー「レコードモンツァ」。対して光岡自動車創業50周年記念のロックスターは、このパク……いえ、気合の入った緻密なエクステリアの作り込みにあります。残念ながらロックスターはすでに限定数を売り切っており、タカラトミーも製造しておりません。

 ただ、これらのクルマがほしいと思う方は、お互い気にならないかもしれません。光岡がコルベットなら、アバルトはかつてのフィアット124スパイダーのセルフリメイク版。同じイタリアンでも、250GTOやミウラのリミックスであるロードスターRFとはテイストが異なります。

 総じて言うなら、この3台の魅力は見た目。そしてスポーツカーの魅力は、9割がた見た目であります。そうでなければ我々だって、触ったこともなければ乗ったこともないクルマに萌え上がりようもありません。

 ですが、3台の中身は共通部分だらけ。他人の趣味を知るうえでもチェックはしておいた方が良さそうです。案外あなたにもそっちの趣味があるかもしれませんから(おっと、危ない)。

 なお、本題とは関係ありませんが、トミカのアバルト124スパイダーは、アバルトのデカールといい、マットブラックの塗り分けといい、着脱式の幌といい、非常に良い出来ですからオススメです。

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