オリジナルモデルとの最大の違いは
全体の製造精度や細かな材質と品質の差
さて、なんちゃってモデルとオリジナルMOFTの最大の違いは、全体的な製造精度や細かな品質の差だと感じる。中でもいちばん顕著に差があるのは、スタンドを起こして机と接する表面部分の材質の違いだ。
なんちゃってモデルはファブリック系で、オリジナルMOFTは六角模様が細かく刻まれたラバー系の素材だ。そのため、キー入力中に手前を持ってモバイルPCの角度を変えるべく本体をねじったりすると、スムーズに動くなんちゃってモデルと、使用素材ゆえにヌメッと粘着するように重く動くオリジナルMOFTという差異がある。
文章で書くと、なんちゃってモデルの方はキー入力中にも机上をズリズリと滑りそうな印象だが、筆者が使っている限りはそういった心配はなかった。この差異は使う人の癖によって多少好みは分かれそうだ。
MOFTがオリジナルモデルであることを顕著に感じるのは、商品そのものの差よりもユーザー登録だった。パッケージの背面に印刷されたQRコードをスマホで読み取り、登録ウェブサイトにアクセスし、パッケージのQRのすぐ下にあるシリアル番号の末尾4桁部分をスクラッチして、その番号を入力するという凝ったものだ。とても折り畳みラップトップスタンドのユーザー登録とは思えない大げささがおもしろい。もちろん、なんちゃってモデルにはユーザー登録などは用意されていない。

この連載の記事
-
第817回
トピックス
グローバルなストレス解消方法 “プチプチつぶし”の「POPPIT」を衝動買い -
第816回
トピックス
LAARVEEのダリ風溶ける時計「GMTペプシモデル」を衝動買い -
第815回
トピックス
MagSafeで固定する「Ulanzi MA30 カラビナ付きスマホ三脚」を衝動買い -
第814回
トピックス
急チャー対応、売れているらしい最大165Wのケーブル内蔵パワーバンクを衝動買い -
第813回
トピックス
真冬に鳴くコオロギもいる時代にコオロギ風ノイズ発生器を衝動買い -
第812回
トピックス
息するように地味に光る日本人向きシリコンUSBケーブルを衝動買い -
第811回
トピックス
充電用USB端子経由のハッキング抑止デバイス「USB DATA BLOCKER」を衝動買いして、さらに考察する -
第810回
トピックス
話題になっている充電用USB端子経由のハッキング抑止デバイス「USB DATA BLOCKER」を衝動買い -
第809回
トピックス
お気に入りの筆記具を収納できる「多連装ロケット砲型ペンスタンド」を衝動買い -
第808回
トピックス
コンパクトでディープな低音のベースアンプ「NANOBASS X4C」を衝動買い -
第807回
トピックス
巻き取り式USBケーブル内蔵のUSB PD 65W充電器を衝動買い - この連載の一覧へ