このページの本文へ

アドビシステムズ、不動産の手続き時間を短縮できる事例を紹介

2019年07月02日 17時10分更新

文● ラモス/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アドビシステムズは、Adobe Document Cloudを用いた、アットホームが提供するAdobe Signを基盤とする「スマート契約」の事例を紹介している。Adobe Signを使うと、不動産管理業務を効率化し、手続き時間を短縮できるという。

 アットホームは、紙をベースにした多くの管理業務が存在する不動産業界の実状をかんがみ、加盟店にスマート契約を開発および提供している。

 加盟店の1社であるジェイエーアメニティハウスでは、賃貸物件の更新手続きにあたって、希望する顧客には契約書面をメールで送付し、電子サインで署名および送信可能になった。

 これにより、契約書の発送や、不備があった場合の郵送のやりとりなどが大幅に効率化されたという。契約書の検索やステータス確認をリアルタイムにできるので、紙の台帳を保存する必要がなくなくなったとのこと。

 アットホームの基幹サービス企画室グループ長補佐である小野智也氏は「契約のステータスをリアルタイムに確認できるAdobe Signは、不動産業界における書籍の電子化に非常にマッチしています」と述べている。

 Adobe Document Cloudは、Microsoft Officeといったお気に入りのアプリから直接連携し、デバイスをまたいだPDFレビューの共有や、安全な電子サインの収集などができる。

カテゴリートップへ

目からウロコのPDF使いこなし術【アクロバット連載100回記念放送】