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エプソンスクエア丸の内、ビックカメラのすぐ近く

エプソンの「すべて」が分かるショールーム、有楽町に完成

2019年06月01日 17時00分更新

文● 大河原克行 編集●ASCII

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テープカットの様子。(右から)エプソン販売 取締役会長の川名政幸氏、エプソン販売 代表取締役社長の鈴村文徳氏、セイコーエプソン 代表取締役社長の碓井稔氏、三菱地所 代表執行役 執行役専務の千葉太氏、セイコーエプソン 執行役員 営業本部長の佐伯直幸氏、セイコーエプソン 常務執行役員 生産企画本部副本部長の渡辺潤一氏

4つのイノベーションを軸に、製品すべての展示を目指す

 5月30日午前11時30分から行われたオープンニングセレモニーには、セイコーエプソンの碓井稔社長やエプソン販売の鈴村文徳社長などが出席した。

 セイコーエプソンの碓井稔社長は、「エプソンは、今年度から長期ビジョンであるEpson25における第2期中期計画を推進している。省・小・精の技術で、いままでよりも豊かで、創造性にあふれ、環境にやさしい世界を作り出したいと考え、4つのイノベーションに取り組んでいる。こうしたなかで、多くのお客様に私たちの活動を知ってもらい、多くの方々と一緒になって、新たな世界における新たな価値を作り出す取り組みを進めたいと考えている」とした。

セイコーエプソン 代表取締役社長の碓井稔氏

碓井氏 「エプソンは、信州に基盤を置く田舎の会社であるが、志は高く、新たな世界を作り出したいという思いで、全社員が燃えている。私たちの志を遂げる場所として、日本の新たな価値、世界の新たな価値を作り出す発信地である、丸の内を置いてほかにない。エプソンスクエア丸の内では、ほぼすべての商品を一堂に揃え、環境に対する取り組み、新たな世界を作り出す挑戦的な取り組みを知ってもらい、一緒になって活動していく場にしたい。エプソンはこれからが正念場である。丸の内の方々にエプソンを知ってもらい、新たな街並において、エプソンが来てから、よくなったと言われるように取り組んでいきたい」

 エプソン販売の鈴村文徳社長は、「エプソンスクエアは、1994年に開設して以来、今年で25年目の節目を迎える。その記念すべき年に、エプソンが持っている技術や製品を、お客様にしっかりと見ていただき、体感してもらえる場として集結させ、リニューアルオープンしたのが、エプソンスクエア丸の内である。エプソンだけの場ではなく、パートナーとともに価値を作り出す場にしたい。よりよい社会の発展のために、エプソンは存在しつづけたいと考えており、そのためのコラボレーションのきっかけをここから生み出したい」とした。

エプソン販売 代表取締役社長の鈴村文徳氏

 また、来賓を代表して、三菱地所の千葉太代表執行役専務が挨拶。自らが約1年に渡って、生活習慣改善のためにエプソンの活動量計を使用しているというエピソードを披露し、「最初は期待せずに使い始めたが、すこぶる優れものであった。生活習慣の改善に役立っており、エプソンには、とても親しみを感じている」とし、以下のように語った。

三菱地所 代表執行役 執行役専務の千葉太氏

三菱地所の千葉氏は、腕にエプソンの活動量計を装着していた

千葉氏 「三菱地所は、大手町、丸の内、有楽町エリアの開発を行っているが、ここ数年は、オープンイノベーションフィールド化に力を入れている。大企業だけでなく、スタートアップ企業、大学、研究機関が集い、ここから新たなムーブメントが生まれる街にしたいと考えている。今後も、新たな施設の開設や実証実験などを予定している。エプソンのショールームが賑わいの拠点となり、街に新たな風を吹き込むことを期待している。それが、このエリアの発展に大きく寄与することになる」

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