このページの本文へ

歴代CPUを展示、プロゲーマーも登場!AMD50周年を祝うイベントレポート

2019年05月02日 09時00分更新

文● 笠原一輝 編集●ジサトラハッチ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

森田氏のスライド

森田 これまで作ったMOD PCにはMacintosh SEにiPadの液晶をDP(DisplayPort)で接続してマシンを作ったもの、X68000、戦車型のPCは水冷で車輪になっている12cmファンでラジエターを冷やしています。現行GT-RのPCはラジコンのスケールが1/10で、GT-Rの長さが2mなので、1/10なら20cmなのでMini-ITXマザーボードが17cmだから入るだろうということで、作りました。アスキーのイベントでこれをアップグレードするという取り組みをしたら、グラフィックスボードを接続しているライザーケーブルを抜き挿ししていたら壊れてしまいました(笑)。

 ソバ型PCは見たまんまですが、ざるそばの入れ物は100円ショップで買ってきました。下の部分は400円だけど、上に乗ってるソバの食品サンプルは5000円かかっています(笑)。わさびがスイッチになっていて、ネギにもLEDが入っています。緑色のLEDってこういう時に使うんだなとわかりました(笑)。今回のMOD PCではイチゴがスイッチになっています。

高橋 イチゴに貫通している必要があるのか?(笑)

森田 本当は平成最後のMOD PCにするつもりだったのですが、赤いクーラントを入れる段階で0時を超えてしまって元号が変わってしまいました(笑)。なので令和最初のMOD PCになりました。スペックはCPUがRyzen Threadripperで、メモリモジュールが8本、G-Skillのモジュール、裏面にラジエターが用意されており、それによりCPUなどを冷やしています。ついているイチゴは食品サンプルですが、イチゴだけ売っていなかったのでケーキをホールで買って、今ケーキの生地の部分だけが余っている状態です。

 電源はSFXで700W。ATXだとどうしても大きくなるのでSFXにしています。電源ケーブルは長く作られているので、コンパクトな筐体に収めるために切っています。24ピンのケーブルを切って端子を付け直すので、結構大変な作業でした。

森田氏作のMOD PC

佐藤 みなさんはすぐ真似されないように…(笑)。このAMD50周年というプレートも自分で作られたのですか?

森田 時間の都合で群馬にいるスゴイ人に仕事としてお願いして作ってもらいました。今回はAMD50周年をお祝いするということで、ケーキにしました、スポンジ部分はゴールドにしています。

佐藤 リサ・スー(AMDのCEO)に見せたいぐらいです。この先の構想はありますか?

森田 光るファンだったり、CPUクーラーを変えてみたりとかもあると思います。海外だと水冷にこだわったマシンも多いですし、LEDで光るものも多いです。アドレサブルRGBのものを選ぶと、より多彩な表現ができるようになるでしょう。

佐藤 今回はかなりディープなMOD PCのお話しをさせて頂きましたが、ぜひお店にいってLEDから始めてみたいと相談して欲しいですね。またお二人の名前で検索すると、PCを組むだけでなく、新しい楽しみ方に出会うことができると思います。ぜひ初めて見てください。

カテゴリートップへ